2020-11-08

正しい事実は公平に

先日は門司港レトロへ、明治・大正〜昭和の日本のパワーを感じる小旅行に行ってきたのですが、その間も「アメリカの大統領選挙」が大変なことになっているようです。


日本のマスコミは、ほぼ全て一日中トランプ批判ばかりで、気持ち悪いですね。

だいたいが、

・トランプが負けを認めない

・結果がほぼ出てるのに、ゴルフばかりやっている

・借金まみれで破産寸前

・性的不正行為で起訴される

・メラニア夫人が負けを説得する

このようなものが多いようです。

どちらが勝っても日本に試練が来るのは同じことで、種類が違うだけ。

トランプさんだと、国防上はアメリカの傘の下だが、経済的圧力は絶対に強まる

バイデンさんだと、より中国の脅威に晒されるが、経済的にはまだマシ

と、見てます。

ただ、バイデンさんを応援してるのがあのオバマ大統領なので、どこかの地で戦争や紛争が起こることはリスクとして残ります。

中東での戦争といえば、ブッシュJr.が思い出されると思いますが、実は、

ブッシュ政権時   無人機攻撃 51回  死亡者  410人
オバマ政権時   無人機攻撃   373回 死亡者  2089人

桁違いに人を殺してます。しかも民間人多数。

メディアはあまり報じてないですよね。

武器を売りたいのか、石油利権が欲しいのか、おそらく両方でしょうけど、そんなオバマさんが広島で核廃絶の演説をし、ノーベル平和賞を受賞。

漫画でもあり得ないようなことが世界では起こっています。

今回の大統領選でも、バイデンさんのスキャンダルネタはたくさんあるにも関わらず、全くニュースやメディアで取り上げられません。

どちらを応援してるわけでもないのですが、日本人が全体的にトランプさんを支持する傾向にある理由は、

◆対中政策

◆安倍元総理との関係

この2つではないでしょうか。

ただ、トランプさんは過去に日本の金融政策面を強く批判し、自動車の非関税障壁について厳しい声を上げておりました。

TPPからも脱退し、あえて日米FTAを強行。

もし再選すれば、農業分野にも手を出して来ることは以前から言われていたことで、全体的に、「守ってやるから、金を出せ」的な政策の印象が強かったことも忘れてはなりません。

バイデンさんも、同じしく中国に対しては厳しい姿勢ですが、トランプさんとの違いは、あくまでも多国間でも枠組みの中で、圧力を強めようとするという点。

トランプさんは、二国間でのタイマン交渉に持ち込もうとするので、実は、日本人の肌に合うのは、バイデンさんの方かもしれないですね。

何れにしても、どちらがなっても日本は独立国としての地位を築いていく努力は、より一層必要となりますが、不正行為による選挙で決められた、という遺恨は、残すべきではないと思うのです。

トランプさんを庇うつもりはありませんが、民主主義、自由主義を守るという意味でも、その盟主であるアメリカの大統領選挙で不正があり、それが闇に葬られるようなことがあってはなりません。

あれがまかり通ったんだから

と、全てに対し、不信感が募ることになるからです。

アニメ「鬼滅の刃」の中で、産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)という登場人物が、

一方は「ある」という証拠を見せろと主張したのだから、(反対利益である)一方は「ない」という証拠も見せるべきではないか

このような内容ことを言ったシーンがあるのですが、これ、ごもっともだと思います。

「証拠を見せろ」と主張するのは、通常、それをさせることで「利益を得る者」です。

トランプさんが「不正はある」と証拠を提示し主張することで利益を得るのであれば、反対に、バイデンさんも「不正はない」という証拠を提示すべきではないでしょうか。

今回、上院で過半数が取れなかった民主党。

財政面での大きな政策転換は打てないと見込んだ市場は、すでに好転しております。

まだまだ混迷を深めそうな大統領選挙ですが、正しい事実だけを俯瞰してみる視点だけは、我々も失いたくないものです。

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