
よくお客様から宗像市や福津市のことを聞かれることがあります。
特に「土地を買う」などの売買の場合、すぐには引越しできない事情もあるので、どうしても慎重になりますよね。ただ一方で、「住めば都」という言葉もあります。
最初は、
「ちょっと不便かな」
「この場所で大丈夫かな」
と思っていた場所でも、住んでいるうちにだんだん好きになっていく。
これはよくあることで、自分も東京にいた時代、かなり引っ越しを繰り返したのですが、結局どこの街もそれぞれ好きでした(^ ^)☆
実はこの「住めば都」という現象、単なる精神論ではなく、
心理学でも説明できる人間の自然な心の働きだと言われています。
今回は
「住めば都は本当なのか?」
というテーマを、心理学の視点から少し考えてみたいと思います。
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人は「自分の選択を正しいと思いたくなる」
心理学には
確証バイアス(confirmation bias)
という考え方があります。
これは簡単に言うと
人は自分の考えや選択を「正しい」と証明する情報ばかり集めてしまう
という心理です。
これはだいたいSNS等でもお心当たりがあるのではないでしょうか☆!?

不動産の場合、たとえば家を買った人は、自然とこういう思考になります。
・この街は住みやすい
・このスーパーは意外と便利
・この地域は落ち着いている
逆に、少し不便なことがあっても
・まあこのくらいは普通
・逆に静かでいい
というふうに、ポジティブな解釈をする傾向があります。
つまり人は、
「自分の選んだ場所を好きになるように脳が働く」
とも言えるわけです。
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「単純接触効果」という心理
もう一つ関係している心理があります。
それが
単純接触効果(ザイオンス効果)
というものです。
これは
人は何度も接しているものを好きになる
という心理現象です。
最初は何とも思わなかった街並みでも、
・毎日通る道
・いつものコンビニ
・顔なじみの店員さん
・散歩コースの風景
こうしたものに触れているうちに、少しずつ愛着が生まれてきます。
これは恋愛でもよく言われますが、実は街にも同じことが起きているのです。

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もう一つの理由「コミュニティ」
住めば都になる理由は、
心理的な面だけではありません。
実際には
・近所の人との関係
・行きつけの店
・通い慣れた道
こうした生活のネットワークができていきます。
人間は
環境ではなく「関係性」に住んでいる
と言われることもありますが、だからこそ、少し不便な場所でも長く住むほど慣れてきて、結果「住みやすい街」に感じてくるというわけです。
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というわけで、よく言われる「住めば都」について、ざっくりではありますが思うところを書いてみました。
ご紹介した、
・確証バイアス
・単純接触効果
・コミュニティ形成
こうした心理が重なり合って、人は住んでいる街に慣れ、好きになっていきます。
もちろん場所選びは大切です。
ですが同時に、
人は意外とどこでも幸せに暮らせる生き物
なのかもしれませんね(^。^)☆