いよいよ春イカのシーズンがやってきました。
宗像市や福津市がある北部九州では、海水温の関係で例年4月中旬ごろからコウイカ、GW頃からアオリイカのシーズンとなります。
こちらはコウイカ科のモンゴウイカ。カミナリイカとも呼ばれていて、産卵のためにこの時期に沿岸までやって来ます。この時期、結構大型のものも釣れてるようで、鐘崎漁港では1.4kg、神湊漁港では2kgぐらいのものが釣れてたようです。
こちらは「鐘崎漁港」、宗像市鐘崎にある、北部九州で有数のイカ釣りの超名所です。
他で釣れない時でも、何故かここでは釣れてしまう、そういう釣り場です。
南側の波止では釣り禁止となってますので、北側の方へ回るようにしましょう。
これはどこの漁港でも同じことですが、地元の漁師の方や漁船の出入りがあるので、くれぐれも邪魔にならないよう、あと、ゴミの片付けだけは是非お気をつけください。
こういったことを守らないと、釣り禁止となってしまいますのでm(__)m
宗像大社の先にある、神湊漁港はこちら。
ここは有料駐車場があります。
足場の高い波止とテトラが混在してて潮通しもの良く、初夏にかけてアジも大量に入ってきます。
もちろんイカもよく釣れる名所で、秋頃には青物(ブリ、ヒラマサ)も餌を追って浅場まで突っ込んで来ます。
大島や地島行きのフェリー乗り場(渡船場)でもあるので、週末になると人出も多くなります。
ちなみにGW前後の宗像市近郊の本格的な「イカ釣りシーズン」になると、宗像市大島の波止は、イカ釣り人で賑わいます。
年にもよりますが、一昨年は大量に漁港にイカが入って来たので、釣り人も大量に入って参りました(^。^)笑
イカ釣りに関しては、宗像市ではまずはこの2つを押さえておくと良いです。
隣の福津市では、なんと言っても津屋崎漁港!
福間海岸に接するこちらの漁港は、南東に向いてるのがミソでありまして、北の日本海の方から餌となる小魚(アジやカタクチイワシなど)が波に乗ってやって来て、西側をぐるっと回って逃げ込んできます。また、外海の影になってるせいで、産卵にも適してるんだと思います。
次は宗像市のお隣、岡垣町の波津漁港。
こちらは無料の駐車場があります。
波止が長いので場所によっては結構歩きますが、春のイカ、初夏のアジからサゴシ、ヒラメ、イワシ、根魚、青物と、さまざまな魚種が釣れるので、休日ともなればご家族連れの方も多くなります。
ただ、イカに関しては、宗像市、福間方面より少し遅れる傾向があります。
北の方に位置するのが関係してるのか、海流の関係なのか、その辺りはイカに聞いてみなければ分かりませんが、例年遅れます。
また、釣り禁止となってるエリアもいくつかあるので、注意が必要です。
というわけで、宗像市、福津市近辺でイカが釣れる漁港を中心にご紹介して参りました。
実際釣り場に行くと、釣り人が数人いらっしゃること多いので、気軽に話しかけてみると色々な現場の情報が聞けたりします。
こちらの記事でも何度か話題にしましたが、ゴミの放置だけはくれぐれもお気をつけください。
単にマナーという問題だけでなく、ウミガメや魚類に悪影響を及ぼしたり、漁港関係者や地元の方々にご迷惑をお掛けすることになりますので、必ず散らかさないよう、全て持ち帰りましょう。
「釣り禁止」となる場合は、ゴミの問題がほとんどですので。
また、波戸から落ちて重大事故になった例もいくつか聞いてます。特に怖いのがテトラポット。
見た目より足場が悪く、一度落ちたら打ち寄せる波に吸われて出てこれなくなります。
自然との遊びは楽しい反面、危険も伴いますのでご注意を!
イカの釣れるシーズンはGWが最盛期で、5月いっぱいまで何とか続きます。
今年は昨年と違い、出だし好調!幸先の良いスタートとなってますので、是非皆様で春のイカ釣り、お楽しみください(^。^)!