こんにちは、令和地建です。
今日の宗像市は朝から晴れやかな天気で、早朝は冷えてましたが、日が昇ると共に南西の風も強まり、一気に気温が上昇。
予想最高気温は26℃となっております。
海水温はまだ15℃前後ですので、海水浴にはまだまだ冷たいですが、足元ぐらいであれば日中は気持ち良い感じです!
それにしても、さすが九州(^.^;;
まだ4月なのに初夏のような日差しですので、日中の長時間の運動はお気をつけください☆
さて、今朝方、車を運転してるととても危ない目に遭いましたのでお知らせします。
場所はここ↓
車と歩行者の位置はこんな感じ↓
この歩行者の部分に横断歩道があるのですが、この場所、とても危険なんです。
釣川沿いでよく通る道路なので注意深く運転する場所なのですが、それでも危険なのです。
何故か。
車の中からの画像をご覧ください。
緩く右にカーブしており、手前の橋に柵があるので、横断歩道を右から左に渡る場合、ちょうど影になります。さらに左手の橋へ行こうとする対向車は右のウインカーを出したまま停まってることが多いので、その隙に歩行者がニョロっと渡ろうとしてきます。
もちろん、横断歩道を渡ろうとしてる歩行者がいる場合は、手前で停まらなければなりません。
道路交通法第38条第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」
①歩行者等の有無を確認できなければ、横断歩道等の停止位置で止まれるような速度で進行する。
②横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者等がいるときは必ず一時停止をする。
③横断歩道等およびその手前30mは追い越しや追い抜きが禁止。
これは義務なので守らなければなりませんが、まずこの横断歩道、道路に「横断報道あり」の路面表示が無く、道路標識が向こうの山と重なって見えづらいんです。さらに、横断歩道自体も消えかかって見えにくい!
もう一度、もう少し手前から撮った現場の写真を↓
この横断歩道の右側に人が立った場合、橋の柵やカーブミラーで見えづらいにも関わらず、さらに対向車が来たときは右に緩くカーブしてることもあり、完全に死角に入ります。
そもそも歩行者がいることに気づかなければ、制限速度50kmの道路で急に死角から出てきた場合、急ブレーキになります。今朝は、まさしくそれでした。
車間距離を空けてたのが逆に災いし、「行ける」と思って渡り出したんだと思います。
でも、
すべての運転手が、すべての歩行者や自転車が完全に見えてるとは限りません。
もちろん事故を起こした場合は、前方不注意で車側が悪くなるのは承知の上で、それでも納得のいかないゴールド免許の私は、宗像警察署へ行って聞いてきました。
担当の方が対応してくれたのですが、まず、
「宗像市内には700ヶ所の信号機のない横断歩道があり、そのうち200ヶ所が危険とされている」
のだそうです。さらに、
「福岡県警本部から危険な横断歩道は撤去して良いと通達が来てるが、地元住民の同意を得なければならず、スムーズに進まないため、(危険と見なされる)横断歩道がそのままになっている」
のだそうです。恐ろしい話しですd( ̄  ̄)
憲法22条で「居住の自由」というのはありますが、「横断歩道の自由」というのは聞いたことがありません。道路交通法を管轄する警察側が「危険」と判断してるのに、撤去できない横断歩道って、とても危ないと思いませんか。
ちなみに宗像市内において最も危険とされてる無信号の横断歩道は「西鉄ストア レがネット東郷」前だそうです。確かにあそこは坂道ですし、片側2車線ありますからね。
では何故そもそもそんな横断歩道が実在するのかを伺ったところ、
「昔の基準で作られたもの」
だからだそうです。
今の基準では、付近からの見通しがよく、横断歩道の端々に歩道など「人の溜まり場」があること、等が要件になっているそうなので、その要件を満たさない危険な横断歩道が随所に残ってしまっている状態とのことでした。
それでも事故を起こした場合、悪いのは車です。
道路標識が見えづらくても、路面表示が無くても、カーブで人が見えなくても、仮にも強引に歩行者が渡って来たとしても、悪いのは車です。
「横断歩道が見えたら是非、減速してください」
と言われました。
「いや、横断歩道が消えかかってて見えないんですけど」
と言うと、
「塗っておきます」
と。
事故に経過はありません。常に結果のみです。気をつけましょう!!