令和地建株式会社
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2020年04月27日
本日のコラム

自粛が自粛を生み出す現象

これには驚きました。

インフォデミックもここまでくると、事故ですね笑

「サザエさん」がまさかの“炎上”…実社会がコロナ禍の中でGWのレジャーは不謹慎と

この日の放送で「G.WのBプラン」として、主人公の磯野家がゴールデンウィークにレジャーに行く計画を立て、別の話では一家で動物園を訪れたという展開に対し「不謹慎だ」などの声が多く上がり、ちょっとした“炎上”状態に。それに対し「アニメはアニメ」「みんなストレスたまってるな…」など、賛否両論が相次いだ。(デイリー)

そもそもなぜここまで自粛の嵐が吹き荒れてるのか、について。

この新型コロナによる死者は、今日時点で、

50代 12人 40代 5人 30代 2人 20代 ゼロ 10代 ゼロ

です。

もちろん、数字だけで死者の価値を測ることはできないことは大前提としますが、経済を全部STOPしてまで慌てふためくほどのものでしょうか。

たくさんの方が記事にしておられますが、間違いなく

                       経済苦による死者 > コロナによる死者

こうなるでしょう。これは断言できます。

こんな私でもわかることなので、世間の皆さんは当然わかってることだと思いますが、ではなぜここまで自粛の嵐が吹き荒れてるのか、その理由がようやく分かりました。

 

それは、どうやら

                  自分に矛先を向けられたくないから

のようです。

すみません、これには全く気づきませんでした(−_−;)

今、できるだけ外出を控えてる中(控えてるつもりはないのですが、行く場所が無くて)いろんな知人と電話などで話す機会があり、ふと気付かされたのですが、要は責任逃れですね。

ビートたけしさんが、「移す可能性と移される可能性があるのはしんどい」みたいなことをおっしゃってましたが、それも似たようなものかもしれません。

移されるのもさることながら、「もし移してしまったら…確実に責任を問われ攻撃される(矛先を向けられる)」これを避けたい心理は、誰でもあるかと思います。

 

そもそも社会的な風潮として、誰かに責任を負わせる、責任の所在を明らかにする、善悪の区別をはっきり付ける、こういうものが最近あると思います。

欧米かっ!と言いたくなりますが、まさに契約社会、欧米文化ですね。

そう言えば不動産の業界でも、どんどん特約が増えてる気がします。

以前の記事「付帯設備と物件状況確認の必要性」でも書きましたが、例えば、

中古住宅売買後、雨戸の溝の一部が錆びついていることが判明

さて、売主買主、どちらが負担??

その錆が、雨戸の開け閉めに障害を起こすレベルなのか、その障害とはどの程度か、女性の方でも片手で開け閉めできる程度なのか、そもそも経年劣化なのか、経年劣化と言える耐用年数の根拠となるデータはあるのか、売買代金に含まれてるのか、直接的な因果関係はあるのか、錆が発生したのはいつ頃なのか、仲介業者や売主は知ってたのか知らなかったのか…

書けばキリがないです。でも、最近の取引では、それでもハッキリさせよう、としてきます。つまり、どちらが負担するのか(どちらに責任があるのか)を、決める事が善なのです。

一昔前の「現状勇姿」という言葉は、ほぼ使われなくなってます。(売主買主の同意内容にもよりますが)

これと似てますね。

コロナの問題も、例えば、

宗像市で感染者が出た

外出先の一つに宗像ユリックスがある

宗像ユリックスの敷地内で、3ON3のバスケットボールをしてる若者がマスクをしていなかった

そこからジョギングをしてる人に感染して、そのジョギングをしてる人が周囲に撒き散らして、そこから感染したのではないか

結果、

バスケットボールは、マスクしたままだと呼吸がきついので、バスケットボール自体が不謹慎だ

バスケットボールをやる人はマナーが無い

バスケットボールというスポーツ自体が悪い

こうくるわけです。

そして、

バスケットボール禁止

ジョギングからも感染した可能性が否定できないため、これも禁止

宗像ユリックス自体、立ち入り禁止

このように広がります。

この例は極端かもしれませんが、心当たりありませんか?!

典型的なインフォデミックですが、これが各方面で広がった先が、今の自粛だと思うのです。

重要な点は、

①感染者を悪のように扱ってる(不謹慎にも外に出たのが悪い、かのように)

②若者がマスクをしてなかった=バスケットボールをしていたから=バスケットボールというスポーツ性が悪いと繋げていく

③他に悪いものは無かったかの粗探しが始まる=ジョギングも感染源になってるのではないかと推測

④宗像ユリックスが開いてること自体が悪いと広げていく

このように、次から次へと矛先を誰かに向けていることです。

言い方を変えれば、矛先が変化していっているのです。

私は今日からこの矛先の変化と増幅を矛先の細胞分裂と呼ぶことにします。

そして、同調バイアスも加わりそこから起こる自粛の嵐を、自粛のローリング現象と呼ぶことにします。

この雪だるまの雪のように、ローリングして膨らんだものが向かった先が、サザエさん。もう、喜劇ですw

何度も繰り返しますが、私の意見としては、

①マスクや手洗いの励行は必ず行うこと

②経済活動は元に戻す

③消費税は0%(コアコアでインフレ率2%達成するまで)

その他、財政出動は真水(赤字国債)で15兆円を10年間や雇用調整助成金の要件緩和、家賃補助など、色々ありますが、とりあえずこの3つはすぐに実現できます

一刻も早く、この余計なローリングが止まり、回復に向けた兆しが見え始めることを節に願っております。

 

❇︎念のためですが、今のところ宗像ユリックスは屋内施設以外は駐車場も含め、解放されます。昨日もたくさんの人がいらっしゃってましたので、ご安心ください(あくまでも今のところは)。

 

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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