情報過多で矛盾が起きる
毎日、少し目を離した隙に新しいニュースが飛び込んで参ります。
緊急事態宣言で飲食店営業休止、首相が補償否定「バランス欠く」
安倍晋三首相は7日の衆院議院運営委員会で、緊急事態宣言で営業休止を求められた事業者などへの損失補塡(ほてん)について「現実的ではない」と否定した。「45兆円を超える強力な資金繰り支援」との方針を説明し、事業継続と雇用維持に努める考えを示した。(朝日新聞)
そりゃそうでしょう。
以前の記事でも書きましたが、経済は繋がってますからね。
ただ、そのバランスは肯定しておいて、「30万の給付」についてはバランスを欠かないのでしょうかね。
今の要件じゃ、国民の5分の1にしか行き渡らないそうですが。
一律にしないと、それはそれでまた混乱が起きそうですが、そもそも市役所などで届け出た際、そこではクラスターは起きないのでしょうか。
言ってることややろうとしてることに一貫性を感じないのですが、それもやはり緊縮財政に染まった政府と官僚が、互いの顔色を伺いながら政策を小出しにしつつ、今度は国民の顔色を伺い、次にマスコミの反応を伺い…、こんなことを続けてるからしょう。戦時中そっくりですね、この小出し感は。
本日は物件の調査で久留米に行っていたのですが、街はやはり閑散としておりました。
今朝テレビで、自粛を強く要請している業種と、普通に要請している業種、できれば自粛してほしい業種、などに分けて説明してましたが、
全部じゃん!
笑ってしまいました。だいたい、「強く」と「普通」って、どう分ければ良いのでしょうか。全業種自粛!と言ってくれた方がまだマシな気もしますが、外出自体を控えてくださいって、無理な気もします。
家にいてもやることないですし、その補償もないわけですし、フランスではそれでDVの通報が3割増えたそうです( ̄^ ̄);;
1918年から始まったスペイン風邪とよく比較されますが、あの当時と今では物流や人の行き来の幅が全く違いますし、まさしく人類が経験した未曾有の危機、なのでしょうか。
このスペイン風邪、今でいうインフルエンザですが、最終的に収束した理由は
全員かかって免疫ができたから
だそうです。当時の人口が5600万人で、死者は45万人。死亡率は0.8%。
今の人口だと120万人ぐらいになりますので、いかに脅威だったかが分かりますね。
今回の新型コロナも、この時の教訓を生かして、被害を最小限に防げるのでしょうか。
それともまた全員かかるまで待たなきゃいけないのでしょうか。
人混みは避けて!と言いつつ、満員電車はそのまま。
パチンコもそのまま。でも、居酒屋は避けて!
これではダブルスタンダードと言われても仕方ないですよね。
それでいて、休業補償はありません、って、、う〜ん。。矛盾だらけ。。
憲法で職業選択の自由という大原則がありますが、選択は自由だが補償するのはこっちが決めるよ、となってませんかね。今のままじゃ。
そういえば今朝、東郷駅近くのスーパーで朝の9時前、大行列ができてました。
おそらく何かの買い占めのためかと思いますが、その行列を見た人がまた行列を作り、それを見た人がまた次の行列に並び…これを繰り返すと、とても悪循環なのですが、この矛盾した現象、世界中あちこちで起こってるようです。
ちなみに100年前のスペイン風邪の時も、同じ現象が起こってたそうです。
人間の本質というのは、根本的には変わらないのでしょうね。
毎日情報が錯綜しておりますが、とにかく予防と時間稼ぎが大事です。
予防は、外的なもの(マスク、手洗いなど)と内的なもの(免疫力)が両方必要です。
時間稼ぎは、当面人混みを避けること。
昨夜は久しぶりに「やまつばさ」に行って参りましたが、だいぶ空いておりました。
癒しと免疫力UPのためにオススメです!とは言いたいところですが、それで感染が広がってしまったら、と思うと、なかなかオススメもできないのが心苦しいところではありますが、他にも人混みを避けた楽しみは色々ありますので、しばらくは普段できないことをやっていくしかなさそうですね。
でも、人混みを避けた”楽しみ”を、情報共有してみんながやれば、そこはまた人混みになりますね(。。)

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