令和地建株式会社
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2020年02月21日
不動産知識

土地の有効活用方法

人口減や都市部への一極集中が言われて久しい中、行政による放ったらかしになった空き地や空き家への対策もなかなか進まないようですが、それも仕方のない部分があります。

理由としては、
・  空き家のままの方が固定資産税が安い
・  所有者が特定できない
・  相続関係が複雑になっており、処理が進まない


などがありますが、消費税を10%に上がり、これから先もまた上がる可能性もある中、せっかくの資産ですので、その増税分ぐらいは補填できれば、と思いますよね。

ちなみに私は家にあるものを色々とアプリなどで売って対策しましたが、それも数に限りがありますし、家にあるものはいつか無くなってしまいます><

土地や家であれば、貸したりすることで、永続的に運用することも一つの方法です。 

そういうわけで、不動産業者として、例えば

「駐車場が足りない地域に、空いた土地を提供してもらい駐車場を作る」

需要=駐車場が欲しい

供給=空き地を提供

という形で、双方の仲介に入ることもよくあります。

今日はその方法について、簡単に説明します。

空き地を所有している方、まずは計算してみましょう

何よりまずは計算です。それを避けてしまい放置されてしまうケースがとても多いのです。 

そこで、最近私が扱った例を挙げて説明してみます。

《福津市若木台 某土地の例》

土地(更地) 200㎡(車は8台駐車可能)

固定資産税  ¥80,000

これを駐車場に造成しますと、

造成工事代 ¥660,000

看板代 ¥30,000

駐車場代 ¥3,000(一台分)/月

管理費 ¥3,000/月

募集費用 無料

草刈り費用 ¥10,000(年に1〜2回)

 

単純計算すると、

¥3,000×8台分 −¥3,000(管理費用)=¥21,000

¥21,000×12ヶ月=¥252,000

・  こちらは不動産所得となりますので(規模の大きい「事業所得」にはなりません)、所得税の課税項目になります。

・  消費税については、個人でやる分には\1000万円を超えることないと思いますので、基本は免税業者となりますが、契約書等に消費税を含む・含まないを明記する必要があります

・  規模により(青空駐車場の場合、10台以上など)個人事業税が課せられますが、他の雑所得と合計した後の利益が290万円以下の場合はかかりません。

・  この例の場合、固定資産税などを収めた後の利益が仮に\200000以上ある場合は、確定申告が必要です

などなど、税金について様々ありますが、こちらについてはあまり詳しく解説できませんので(税理士法により)、税務署等に相談されるのが一番かと思います。


上記の例の場合、

初期費用 約70万円

毎年の収入 約15万円

として、5年目で元を取り、その後は毎年15万円が駐車場収入となるわけです。

年収が400〜500万円の方ですと、1年間に払ってる消費税の額は約20万円と言われておりますので(10%後)、消費税増税分どころか、その大部分を駐車場収入だけでカバーできてしまうわけです。

こちらの福津市若木台の駐車場の方は、ちょうど6〜7年前なので、今年あたりで当初の造成費用は払い終え、これから先は収入の部分だけになります。(今日時点で満車状態は継続中)

宗像市や福津市は、車がないとなかなか生活しづらい場所ではありますので、駐車場ニーズのありそうな地域(団地内や、近隣の駐車場が満車状態でそれが継続している等)に土地を持たれてる方は、是非一度ご検討なさる価値はあるかと思い、こちらの記事を書かせていただきました。 

実際、その土地土地により、造成工事にかかる費用や、毎月の駐車場代も変わってきますので、何年で償却し何年後以降、利益となるかも変わってきますので、ご興味のある方はご相談いただければと思います。

補足までに、実際にあったお話として、

・  元々が砂利で、造成費用がほぼかからなかった

・  元々が沼地で、造成費用が100万以上かかった

・  駐車場にできないと思ってた土地が、少しの造成費用で駐車場にできた

・  特定空家に指定されそうだったので、駐車場に造成した(特定空家に指定されると固定資産税が6倍になります)

それでは

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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