ツイート爆弾
少女をプロパガンダに利用するパターン、過去にはイラクがクウェートに侵攻するきっかけとなった「ナイラ証言」が思い出されますが、クウェートが解放された後、きっちりと虚偽だったことが明らかにされてます。
この証言により国際的な反イラク世論が強まり、のちにアメリカが介入、湾岸戦争へと繋がっていきます。
さて、こちらのお方はいかがでしょう。
【ロンドン時事】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(17)は10日、来月の米大統領選について自身のツイッターに投稿し、民主党候補のバイデン前副大統領を支持するよう呼び掛けた。(後略 時事通信社)
この方、以前ヨットで大西洋あたりを横断したとかで、一時期話題になってましたね。
後から、それ撮影しているヘリや飛行機の二酸化炭素のことでも話題が再燃しておりましたが、地球温暖化のことを訴えるスウェーデンの活動家の少女として、国際会議(COPなど)が開かれる度にメディアに取り上げられています。
その彼女が、なぜか大統領選で若者に対しメッセージを送り、それをマスコミが報じるという、これまたプロパガンダの王道を行くような手段が取りだたされております。
本気で言っているのか、利権が絡んでいるのか、踊らされてるのか、真相は分かりませんが、ハッキリしてるのは、左翼(リベラル)活動の一環だということです。
関連記事→保守脳とリベラル脳
アメリカ大統領選で言えば民主党(Aチーム)、バイデン候補を応援して当然です。
新自由主義的(ネオリベ)思想の共産左派。
それに対し、トランプ大統領は国際金融資本から許された保守。髪型や風貌からしても「60〜70年代のアメリカ」を明らかに意識してるのが分かります。
とは言え、何もかも自国第一で「良かった頃に戻ろう」という政策ではなく、
行き過ぎたグローバル化に歯止めをかけて、少しの間ナショナリズムに回帰しよう
この程度だと思います。
それを左派のマスコミは「極右」だとか言って猛烈に批判。
先日、新型コロナに感染した際も、それぞれの思惑の入った記事が目につきました。
米科学誌、トランプ氏「不支持」異例の表明相次ぐ…コロナ対策「危機を悲劇に変えてしまった」(読売新聞)
よくもまぁここまで一斉に同じような報道をするなと呆れてしまいますが、高齢者のみでなく、若者から科学者、アーティス系まで全てが「バイデン支持」を表明。
前回の大統領選と同じような感じになってきましたね。
ナショナリズムは敗退し、中国を中心としたグローバリズムがこのまま継続するのでしょうか。
人民元がドルに変わって基軸通貨になり、デジタル人民元で国際決済をする日がやってくるのでしょうか。
日本の土地も中国人に買われ(北海道は既に静岡県の面積分が中国人所有)、水源も抑えられ、数年〜数十年後には「中華自民共和国 倭人自治区」のように言われるのでしょうか。
「ナイラ証言」は湾岸戦争のきっかけとなりましたが、グレタさんの「ツイート爆弾」は何かのきっかけになり得るのでしょうか。
米中が戦争になれば、株価は下落、円高が進みます。
当然、日本が戦争に巻き込まれるようなことになると(というか巻き込まれます)、台湾、尖閣はおろか、沖縄で開戦、本土への爆撃も始まるでしょう。
地対空ミサイルじゃ追いつきません。
それでもまだ、中共を支援するバイデン候補が時期アメリカ大統領に相応しい、と言えるのでしょうか。
「新型コロナ」をきっかけに、戦後の秩序が壊れそうな雰囲気です。

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