令和地建株式会社
9:00-18:00
年中無休
2020年10月01日
本日のコラム

”未来”は明るいのか暗いのか

先日、基準地価が公表されました。

関連記事→基準地価が公表されました

宗像市内においては、平均で「ー0.22%」で下落基調。

日の里や自由が丘などの住宅街では若干上がってる場所もありつつ、ほぼ横ばい。

旧玄海町地域の方や、駅周辺から離れたエリアでは下落傾向でした。

全国的に見てもこの傾向のようで、格差の拡大は不動産価格にも及んでいるようです。

駅から徒歩15分圏内ぐらいで、商業施設や幹線道路から近いような住宅街は、人気が集中し、売り手も強気であるため、価格はより上昇。

コロナ禍の経済ダメージも重なり、その格差は広がってるように思います。

逆に、都市部から離れたような場所ではより過疎化が進み、自然災害時の危険性も改めてメディアなどで報道されたため、売れ残り傾向が強まってる印象です。

不動産業者の立場から見ると、コスト面でも利便性でも、それぞれ「良さと悪さ」が両立しているので、一概には言えない部分もあるのですが、全体的にはコロナ禍でこれまで潜在的にあったものがより鮮明になった結果、と言えるでしょう。

仕事柄、普段からハウスメーカーさんとお話しさせて頂く機会が多いのですが、やはり先日もブログで書いた通り、一部の大手(だいたい東京か大阪)が土地を買い漁ることで土地の値段が相場以上に上がってる状況はあるようです。

先日、大手のハウスメーカーさんから聞いた話では、宗像市内においてもそのような場所がちらほらあるそうで、そういう業者は、「土地を高く買って家を安く建てて、建売として販売している」のだそうです。

土地の売主からすれば、高く売れるのだから一見良いように見えますが、建売で売れる価格というのはだいたい相場が決まっているので、建築費が低く抑えられていることになります。

利益はむしろ高めに設定されていると思われるので、建築費がその分安いことになります。

それをデザイン性などでカバーし、それを付加価値として販売しているのですが、 そういった半ばバブル的な土地の買い漁り方は、市場に良い影響を及ぼすとは到底思えません。

売る側としても、当然買取りなので、仲介で売る場合よりは安くなります。

買取りをご希望の売主の方は「少しでも高く買ってもらう」方が良いのですが、買取り後の「契約不適合責任」の問題や免責などについて、契約書の内容や特約には十分気をつけておいた方が良いと思われます。

何れにしても、地方の住宅街では、このような大手による「買い漁り」は、公示地価や基準地価にも影響の出るもので、買う側からしても、スカスカの壁やプラモデルを組み立てたような家を買わされたりする恐れもありますので、指標や相場だけでなく、自分が信頼できる業者をまず先に見つけることが大事です。

 

さて、読売新聞からこちらのニュース。

衆院年内解散、首相が見送りの公算…コロナ対策に全力

「コロナ対策」というより、「これまでのコロナ対策に対する対策」だと思いますが、秋口以降、また感染が広がり、社会を恐怖に落とし込む報道がなされる可能性があります。

むしろ、そちらの対策の方をよろしくお願いしたいところなのですが、世界的にキャンペーンが繰り広げられますからね。

大統領選の行方も大きく影響しそうで目が離せませんが、昨日の討論でも、バイデン候補はトランプ大統領のコロナ対策を批判し、税金未納の問題を追及。トランプ大統領は、バイデン候補の中国共産党との癒着やウクライナ疑惑で、極左的な政策、思想を指摘しておりましたね。

今、世界で言われている「極左的な政策」とは、林千勝先生もご指摘されておりましたが、共同体を分解し、世界人類みな兄弟的に垣根と壁を取り壊しつつ、一部の資本家による統治を目指す、どちらかというと共産主義的な思想です。

それが悪いとも一概に言えないところが難しいところなのですが、トランプ大統領は明らかにナショナリズムへの回帰です。

もう少し掘り下げると、

アメリカ覇権主義の継続か中国覇権への移行

この代理戦争のような状態になってます。

1900年代以後の大きなん流れを見てみると、ロシア革命後、英国とアメリカが「ソ連」という国家を作り、社会主義国として共産主義統治を目指しましたが、失敗。そこで起こったのは、虐殺と超格差社会でした。

冷戦構造の後、アメリカは「テロ」という「見えない敵との闘い」の構図を作り、中国共産党を飼いならしながらもグローバリズムという思想でもって「ヒト・モノ・カネの自由な移動」を目指しましたが、これら根っこは同じく共産主義です。

ところが、7月のポンペオさんの演説にもあったように、中国共産党が肥大化し過ぎ、独自の戦力で覇権国を目指すようになったところで、アメリカの保守がそれに「待った」をかけた現象が、トランプ大統領の登場、といったところでしょうか。

こうみると、トランプさんを応援したくなるのですが、結局それはアメリカ覇権主義の継続で、テロも続くことになります。

当然、日米FTAも継続で、アメリカドルもますます膨らむ一方です。

そこに引っ張られ、相対的に円高基調になるところを金融緩和で無理やりマネタリーベースを拡大。
そのバブルが向かう先が、土地、という具合になるわけです。

それが今のデフレ下の日本にとって、良いのか悪いのか、過去に例のない未来がこれから待ってます。

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
arrow_upward