客観的な観測で
短距離の世界的なアスリートであるウサイン・ボルト選手まで陽性反応が出たようです。
なにやら「マスク無しでパーティーなどを催してた」そうですが、症状は何も無いそうです。このまま悪化しなければ良いですが。
テニスの錦織圭選手(日清食品)も、手術からの復帰戦前に陽性が。
もちろん出場を断念し自宅療養らしいですが、こちらも軽度だそうです。
というわけで、今年の「インフルエンザ」はどうなってたのか、改めて見てみますと、
こちらのグラフは「定点当たり報告数」の推移です。
定点当たり報告数とは、全国(またはある都道府県)の定点からのインフルエンザ患者の報告総数を定点数で割り算した値です。
インフルエンザは全国に5000(小児科+内科)あります。
2019年〜2020年は、例年の3分の1近くまで減っていることが分かると思います。
そこで今年の死者数の推移を見てみると、
「新型コロナ」の影響は、4月の段階では出てません。
インフルエンザとの関係性はあるのでしょうか。
新型コロナの死者数はインフルエンザの3分の1、規制強化は妥当なのか
厚生労働省の統計では、昨年の1月から7月までのインフルエンザによる日本の死者数は人口100万人当たり23.5人。今回の新型コロナの死者数の実に3.2倍だ。「今のところ」「結果的に」ではあるが、新型コロナウイルスの死亡リスクはインフルエンザよりも小さい。(前略 BCN・道越一郎)
一般に、動物の細胞では、ウイルス干渉といって、1個の細胞に複数のウイルスが感染したとき、一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象が起こるそうです。
また、日本では昨年10月から、「S型」の新型コロナが流行し、その後1月には「K型(S型が変異したもの)」が蔓延。日本人ほぼ全員がこれに感染し、その後毒性の強い「G型」に対する免疫ができたと言われてます。
そこでBCNの記事から抜粋させていただきますと、新型コロナによる死者数の各国比較は、
(100万人当たり死者数)
イギリス 675人
フランス 462人
アメリカ450人
イタリア 580人
カナダ 236人
ドイツ108人
日本 7.9人
ちなみに他のアジアの地域では、
台湾 0.3人
タイ 0.8人
シンガポール 4.6人
フィリピン 17.8人
インドネシアの17.9人
インドの24.8人
日本は高齢者比率が18.5%と世界一高く、ある程度は仕方のない部分もありますが、やはりヨーロッパに比べるとアジア全般において死亡率が極端に低いことがわかります。
ヨーロッパやアメリカでは、上記「S型」から「K型」を経ずに「G型」が蔓延したために、重症者が増えたと言われております。
いずれにせよ、「新型コロナ」の脅威は「未知の部分」が多い点にあることは否定できないと思われますが、その「未知の部分」の一つに、
東大系の教授は、なぜかリスクを煽る
というものがあります。
反対に、他の地方の大学教授や、中央から離れたような機関の学者らは、「風邪の一種」説が多い気がします。
どちらが正しいのでしょうね。
やはり「東大」の大先生なのでしょうか。
分かりません。(というかここでは詳しく述べないことにしておきます)
それより大きな問題は、これから貧困による自殺者数(日本では変死者数も含む)が増えることが危惧されます。
政府の正しい経済政策と、マスコミの公正な報道、期待したいものです。
関連記事→マスコミはなぜ恐怖を煽るのか

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