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2020年08月12日
本日のコラム

論理的な情報発信を

クラスターフェスがトレンド入りしてるそうですが、何とも物騒な世の中になりました。

センメルヴェイス反射というものがありまして、これは、世間の常識、世の中の通説と違ったこと(意見)は、受け入れ難いという精神作用のことです。

また、正常性バイアスというのは、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の心理的なバイアスのことで、今回のコロナ騒動でも解説動画や記事をよく目にします。

災害遭遇時に働きがちなバイアスで、逆にこれが無いと、ちょっとしたことを「非常に危険な状況」と捉え、一人一人が過剰な行動をとることで社会を乱すことになります。

さて、このコロナ、どちらなのでしょうね。

世間で言われる常識・通説=コロナは危険

自分にとって都合悪い情報=コロナはこれまでの風邪やインフルエンザと変わらない

であれば、クラスターフェスなんてとんでもない、ことになります。

逆に、

世間で言われる常識・通説=コロナは危険なものでは無い

自分にとって都合悪い情報=コロナは危険

であれば、クラスターフェスを正当化することになります。

 

問題を整理すると、

◆新型コロナで経済ガタガタ、社会システム強制崩壊

◆クラスターフェスで混乱、非難殺到

この両方は、事実として存在します。

コロナ自体で社会が混乱してる一方、クラスターフェスで世の中の規律を乱してる側面もあります。

つまり、①も②も、同時に存在してることになるのです。

この「新型コロナ騒動」の厄介なところはここで、両者が逆相関してるので、一方を上げれば一方が下がり、一方を下げれば一方が上がります。

それをグラフにしたのがこちら。

逆相関を表したグラフです。

経済的理由による死者数を下げるようにすれば(通常の経済活動に戻す)、感染症による死者数が上がり、感染症による死者数を下げるようにすれば(自粛を強化)、経済的理由による死者数が上がる

というグラフです。

ただこの元ネタの記事、5月4日ごろのものなので、今の状況に当てはまるかというと、必ずしもそうでない部分もあります。

理由はこちら。

ご覧頂くと分かりますが、5月頃に比べ、死者数がかなり減ってるからです。

現在増えているのは、陽性者数。感染者数ではありません。

感染者数で見るならば、せめて「新型コロナウイルスを原因とする症状が重症化した人の数」で見るべきです。

ところが厚労省は、その逆を。

つまり、①と②が同時に存在するという矛盾と逆相関グラフの原因は、人が作り出してるものということです。

もし世の中に「マスコミ」や「インターネット」が無ければ!?

死者数や重症者数がこれほど少ない病が、これほどまでに騒がれるでしょうか?

そもそもクラスターフェスなんて、渋谷や都内でやったところで、福岡にいる私たちにはその情報すら入ってきませんよね。

クラスターフェスが良いか悪いかは置いといて、一種の現代病、インフォデミックの側面があることは、何れにしても見逃せないと思います。

もしあえて意見を言わせてもらえるのであれば、

PCR検査の陽性者を過度に煽ることで、経済的死者が増える

クラスターフェスをやることで、余計に不安と恐怖を感じてる方が増える

この2つを忘れないで欲しいことでしょうか。

自己矛盾を他人に押し付けるのではなく、社会的な立場から「論理的に整合性を探る発信」というものを心がけて欲しいものです。

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この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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