夏のマスクにご用心!
朝から空は真っ青です。
長かったように感じた「梅雨」も、ようやく明けたのでしょうか。
マスクのし過ぎで、今度は「熱中症」で倒れないよう、気をつけなければなりません。
若い方はスポーツなどの運動時、中年層の方は外での肉体労働、60代以上の高齢者の方は、室内でエアコンをつけずに作業をしてる時などで、リスクが高まるそうです。
一般的には吐き気や目眩、食欲低下から始まり、血の気が引いて倒れしまうと生命の危険にまで及びます。
今、公の施設内ではほぼ100%近い、マスク着用率となってますが、このマスクも布製、不織布製、N95と種類が色々あります。
通気性の良い布マスクは、当然、全く効果がありません。
不織布製のものも、マスクの穴はウイルスの粒子の10倍〜100倍あるのですり抜けます。(とは言え、実際は穴と穴の間の布の繊維に引っかかるので、ズル抜けという訳ではないようです)
そもそもマスクというもの自体、
◆咳をしたりクシャミをした時の大きな飛沫を防ぐ
◆微粒子の直接的な吸い込みを減らして累積数を減らす
◆保温と保湿
という目的のものです。
インフルエンザや風邪の感染経路は、
●飛沫感染(飛沫は5~3㎛程度)
人の咳やくしゃみ、会話中のしぶきなどの中に ウイルスが存在し、しぶきが媒介となって感染
●接触感染
他人の使ったマスクやドアノブ、つり革などに 触れ感染
主にこの2つで、
●空気感染
空気中に舞うウイルスを吸いこんで 感染
はほとんどありません。
ということは、密集してない場所ではマスクをする意味はこの時期ほぼ無いので、それよりむしろ、体温が上がり過ぎないことの方を気をつけなければならないことになります。
いずれにしても、マスクは息苦しいですからね。
表情も分からず、コミュニケーションも味気ないものになってしまいます。
それでも「新型コロナ」という新しいものに対して人は恐怖を感じるので、夏でもマスク着用率ほぼ100%という、前代未聞の光景が街で広がっております。
新型コロナがどのようなものなのか、研究が進み情報もだいぶ明らかになってきておりますが、
①もともと動物にしか感染しないウイルス(SARSに近い)だったものが、
②なぜか(歯車のような)突起物が付いて
③人の細胞の中で居座ることができるようになった
ものです。
塩素の配列がHIVウイルスに近いので、当初はHIVのワクチンが使われていたそうですが、もともと動物の細胞の中にしかいれなかったものが、人に対応できるようになることは、史上初だそうです。
武漢のP4研究所から漏れた説と、武漢の海鮮市場のコウモリ説がありますが、そもそもスペイン風邪もSARSもインフルエンザも、大体のものは中国が発生源です。
これは、中国人の食生活が原因とも言われてますが、中国人は古来より猫でもネズミでも、その他得体の知れない小動物でもなんでも食べます。
そこからウイルスが変異するなどして、「人ー人」感染するようになるのでしょうか。
変異ならまだしも、人為的なものであれば、今回の「新型コロナ」はとても深刻です。
なぜならば、
どうにでも脅威を拡大できるから
です。
また、「型」が大きく分けて3種類あると言われてます。
S型:リンパ球の細胞性免疫にはウイルス感染を予防する能力が低い。
抗体もウイルスを中和し消失させる作用がなく、逆に細胞への侵入を助長する働きがある。
K型:リンパ球の細胞性免疫にはウイルス感染を予防する能力ある。抗体は低めでウイルスを中和し消失させる作用がない。
G型:感染力も毒性も強く、中国・武漢発のタイプと、上海で変異して欧米に広がったタイプがある。
現在の日本で症状がそれほど重篤化してないのは、S型とK型が昨年10月ごろから蔓延して、毒性の強いG型に対してある程度の集団免疫ができたから、と言われてます。
ただ、この免疫も長続きするものではなく、また変異などにより新たな「型」が登場することも否定できないので、安心はできません。
あくまでも現時点での状況が、以下。
これらを総合すると、
◆マスクで予防した気になってはならない(むしろつけ過ぎに注意)
◆今、日本で広がってる「型」は、過度に心配する必要はない
◆変異などによる新しい「型」が出てくることも否定できない
現状ではこの辺りですが、これって、毎年起こってることのようにも(!?)思えなくもありません。
人為的なものか自然発生的なものかはさておき、「新型〇〇」は毎年のように発見されてますので、今回のものも「感染力がやや強くて、重症化するとちょっと厄介」ぐらいなものではないでしょうかね。
もちろん本当のところは分かりませんが、経済にモロに影響を及ぼすものでもありますので、状況だけは追うようにしていきたいと思います。
追記:夏のマスクのつけ過ぎは酸欠にもなりますのでご用心を!

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