令和地建株式会社
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2020年07月20日
本日のコラム

トカイナカの魅力を

新型コロナウイルスの影響で、効果不幸か、様々な「在り方」が強引に見直されてます。

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昨日の記事でも書きましたが、「花火やプールの無い夏」をどう想像してイイのか。
子供の頃からそれが当たり前でしたので、当たり前が当たり前でなくなることに「人生初めての体験」をこの歳になってさせてもらってるわけであります。

福岡市内でも就職の面接を、Webカメラを使って行ってるところも多くなってるようです。

電波が悪いと表情がカクカクして「言葉だけの面接」になってしまうそうですが(それなら電話で良いと思いますが)、そのうち5Gやらが広まってくると、Webカメラの需要も今よりもっと高まるでしょう。

Webカメラでは体温が感じられない

とか

直接会って話すことに意義がある

とか、様々な意見はあるかと思いますが、それも”慣れ”でしょうね。業種と職種によっては、 Webカメラで十分。もしくは、一次面接のみWebカメラで、という会社も多くなってくると思われます。

Webカメラの需要が高まり、カメラ自体の性能も上がってくると、「住む場所」はほぼ関係なくなるわけで、ウイルスの予防に加え往復の時間や交通費の節約という目的が加わると、郊外への分散、も現実的になってきます。

私は「少子化」自体、産業構造の変化に伴ったもので、そこまで問題視してないのですが、原因は「東京一極集中」にあると思ってます。

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九州移住計画

都市部への人口過密が

「東京」に限らずですが、都心部(都会)と田舎が分断し、

都会=カッコいい、洗練、最先端

田舎=ダサい、時代遅れ、後進的

こういうイメージ付けは、そもそも漢字そのものに、そういう意図を感じます。

英語では、

都会=Urban

田舎=Country

日本語と全然違うイメージです。

何らかの意図があったのかは分かりませんが、明治期の民法改正と戦後の農地解放で小作人制度が廃止され、土地も相続で分割化されていくと同時に、都会ではグローバル化が進み労働力が集約。

この2つの行く末が現在であり、都会ではより人口が密集するようになり、農業ではその市場を海外に広めようという空気が作られようとしています(TPP)。

そこでこちらの記事。

森永卓郎「東京を捨て田舎暮らしを選んだ理由」

私が考える新しい時代における理想的な社会のあり方とは、グローバル資本主義の基本理念である大規模・集中を捨て、「小規模・分散」に転換することです。
これまで東京一極集中が進んできたのは、農林業の市場開放によって木材や農産物の価格が下落し、農業だけで生活できなくなったからです。さらに工場が海外移転して、地方での雇用の場が失われてきたからと言ってよいでしょう。
現代社会では社会保険料や電気代などの支払いのため、ある程度の現金収入が必要になります。ところが、農業だけではそれが賄えなくなり、若い人を中心に故郷を捨て東京へと向かう動きが顕著になりました。
一方、政府がとってきた政策は、農業の担い手に農地を集約して農業基盤を整備し、農家の所得を高めることでした。そうすれば、農業だけで生活できるだろうという考え方です。しかし、それだけでは、確実に国土が荒廃します。
これまでの日本の小規模農業は、里山との共存の下で行われてきました。山に入り自然の恵みを得るとともに、干ばつをして、木材を育て、炭を焼いたりして現金収入を得てきたのです。こうして、日本の山を守り、環境を守ってきました。その伝統的習慣が失われてしまうのです。(後略 東洋経済オンライン)

田舎という言葉は、地方を卑下しているようであまり使いたくはないのですが、他に言葉もないので使わせてもらいます。

こちらの記事は、

都会=高い

田舎=リーズナブル

という構図が基本にあり、あとは人間的な生活とテレワークを両立できる点で田舎暮らしにもメリットはある、という内容になってます。

森永卓郎さんの住む「所沢」は、私も友人がいるので何度か行ったことがありますが、それはそれは便利な街です。

大きな住宅街が延々と広がり、福岡でいうと新宮町をもっと大規模にした感じです。

人口は60万人ぐらいで、宗像市のおよそ6倍、福津市の10倍。

土地の値段も平均的な住宅地で5〜10倍。
坪単価でいうと6〜80万円ぐらいはザラです。

東京都心までも電車で1時間半なので、それを「イナカ」というのはまだ「甘い」気がしますが、これまでの政府の政策で、「都会と田舎に分断化された経緯と、都心部への一極集中、格差、安全保障、捨てられた自然保護」という点から、地方への分散の必要性を訴えるお気持ちは十分伝わってきます。

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田舎の合理性

田舎(いなか)と呼ばず、「カントリー」や「田園地域」、せめて「地方」とかだとイメージも変わってくるとは思いますが、森永氏の新著「年収200万円でもたのしく暮らせます」、結構売れているそうです。

東京に20年住んでみて、宗像市にも長いこと住んでいる私も、地方の楽しみ方や魅力、ライフスタイルの在り方も含め、こちらの記事などを使ってご紹介していければ、と思っております。

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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