令和地建株式会社
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2020年07月16日
本日のコラム

幸福の逆ザヤ現象

福岡の、特に宗像のような地方にいると分かりづらいのですが、新型コロナの感染者が増えている影響は、東京都心では酷いようです。

多少、風邪の症状があっても、感染してることが判明すると仕事ができなくなったり、取引先から断られたりするので、検査もせず隠すそうです。

発表されてる検査数がアテにならないことは、このブログでも何度も取り上げたと思いますが、理由はまさにこれです。

昨夜、東京で不動産会社に勤める知人から聞いたので恐らく間違いないと思いますが、夜の業種に限らず、日勤の方で感染してることが判明しても、それを隠すそうです

ここまでくれば、疑心暗鬼ですね。
信頼関係というか、そもそも取引になりません。

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この新型コロナによる影響、

◆発表される感染者数がアテにならない

ことと、

◆恐怖が過度になり世論が形成され、それが行政を動かし経済が必要以上に止まる

の2つが、メディアを通して交互に折り重なっているという、複雑怪奇でとても厄介な構造があります。

現実問題、恐怖に陥るのは「人」そのものなわけで、機械や電波には感染しません。

「間違った判断」とは、過去にあるわけで現在にはあり得ません。未来が分からないので。
そもそも、個々の判断の目的が「人間社会の幸福」であるならば、「幸福」自体も過去〜現在にあるので、それは目的ではなく目標です。

「〇〇になればいいな」という。

何かの本で、「幸せは追うものではなく感じるもの」と読んだのを記憶してますが、とても共感できます。追っても捕まるものではないので。

また、買うものでもありません。
日々の行動の結果として、「感じるもの」なんですね。

人と人が、ウイルスの感染を疑い合って日常の取引にまで影響するような世の中、何が楽しくて幸せなんでしょう。

情報を追った末に、不確定要素が増える一方で、世の中が不安定になる

という、幸福の逆ザヤ現象が起きてるように思います。

そもそも人間が発明したもの程度で、自然を変えられるわけがありません。

それを、「変えられるもの」「ハンドリングできるもの」と過信するところにそもそもの間違いがあると思います。

今ニュースで「感染者増」と「Gotoキャンペーン」がせめぎ合ってますが、これこそまさにそれ。

こういう問題に、そもそも答えは無いのです。

「答えをだすこと」の価値が重視されきた学校教育の影響もあるのでしょうけど、行き着く先は分断です。

東京に行くな

東京の人は来るな

こんな意見が出るとは、びっくりして椅子から転げ落ちそうになります。
しかもどこかの知事が言ったとか。。呆れて、ものも言えません。

国から地方交付税の交付を受けずに独自の財源だけで運営できているのは東京都だけです。「独自の財源」とは地方税のことで、法人事業税、住民税、固定資産税などです。

その潤沢な東京都の税収があるからこそ、地方交付税交付金の分配で必ず不利な立場に立たされているのは、もちろんダントツで東京です。

だからこそ東京が大変な時は地方が助けるとか、逆に地方が大変な時は東京が助けるとか、それを行政がサポートする。それでいて初めて「自助、共助、公助」が成り立つんじゃないでしょうか

私は保守でもリベラルでもなければ、何かの宗教に影響されたわけでも、どこかのイデオロギーに傾倒してるわけでもありません。

単に、

今現在起こってる自然災害が原因で対立してどうすんの?

と思うわけです。

「幸福の逆ザヤ現象」がこれ以上起きないよう祈るばかりです。

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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