令和地建株式会社
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2020年05月20日
本日のコラム

悲惨な数字が続々と

西日本レインズによる福岡県の中古戸建て成約状況です。

3月は168件で、前年同月比9.1%増、平均成約価格は 1,869 万円でほぼ横ばい。

ただ、レインスへの報告を怠った業者などはカウントできないため、正確な数字ではないですが、前年との比較では件数的には増えてるようです。

続いてマンション。

こちらは落ち込みが見られます。

成約件数は 341 件で前年比 8.1%減少、成約価格はほぼ横ばい。

成約件数の落ち込みは、グラフを見てわかる通り2ヶ月連続です。

3ヶ月連続、4ヶ月連続になることは間違いないでしょう。

GDP速報値

今年の1〜3月期のGDP成長率の速報値が発表されてます。

対前期比で▲0.9%(年率換算で▲3.4%

大事な部分は、「前期比」であることです。

昨年10〜12月期の▲1.8%年率▲7.1%)でも衝撃的な落ち込みだったにもかかわらず、そこからさらにマイナス

しかも3月までの間で。

当然ペースは4月以降もっと早まりますので、全体で10%落ちたとしても約50兆円失うことになります。

真水で50兆円必要、全体では100兆円規模で補正組まないと、厳しそうです。

ちなみに、1〜3月期の▲0.9%の内訳は、

民間最終消費支出 ▲0.7%
民間住宅 ▲4.5%
民間企業設備 ▲0.5%
政府最終消費支出 +0.1%
公的固定資本形成 ▲0.4%
輸出 ▲6%

ご覧の通り民間住宅と輸出の凹みがかなり大きかったようです。

先ほどの「西日本レインズ」の調査からも、特に「マンション取引の落ち込み」が影響していることが伺えそうです。

 

そこで、首都圏を

3月時点で(件数ベース)、

中古戸建て  ほぼ横ばい

中古マンション  ▲2.9%

ですが、驚きなのが4月

中古戸建て ▲47%

中古マンション ▲55%

なんと!戸建てもマンションも、中古市場は半分まで落ち込んでます!

もちろん、GDPの項目である「民間住宅」とは「新築住宅着工件数」のことなので調べてみると、こちらは4月末時点で

新築住宅着工件数 ▲12.3%

分譲のマンションに関しては、今年に入って1月、2月、共に35%前後のマイナスですので、3月4月は目も当てられない状況でしょう。

住宅供給量は、2019年でさえ前年比で7%減だったので、そこからさらにこのダウン。

記録づくめの2020年となってます(¬_¬)

「緊急事態宣言」が緩和されたのも、頷けますね。

東京や大阪などでも営業再開してきてるようですし、ようやくこれから経済も回りそうです。こういう時の日本は、歴史的に見てもとても強いので、期待したいですね。

頑張りましょう!

さて、この新型コロナウイルスの対策について、諸説、各方面で言われてますが、大まかには2つ。

①ロックダウンしながら時間稼ぎして治療薬を待つ説

②集団免疫説

どうやら、②が正しいのではないかと言われ始めてるようです。

イギリスは、当初は②だったのが、イタリアやスペインで感染が広がったのを受け、国民からの声が高まったことで①に転換し、その後、感染が爆発してます。

他の国々も、最近、②に切り替え始め、感染が収まりを見せているようです。

ウイルスは、抗体を持った宿主が増えると諦めが早くなるのでしょうかね。

私は「どちらがいい」などと意見を述べれるような立場ではないので、これまでもそういった言説は控えていたつもりですが(…恐らく)、一つ、主張があったのは、

経済を止めることはウイルスより危険

であること。これはずっと続けてきたつもりです。

止めるのであれば、

それなりに国が補償すべし!

補償すると言ってるので、

皆さんは必ずもらうべし!

これは変わりありませんが、良くも悪くも情報拡散が早くなったせいもあり、世界中の情報がすぐさま手元に集まるようになりました。

予防すること自体は悪いことではないので、最低限の予防はしつつ、どういった対策が有効か、2波3波があった時に備え、検証や準備も怠らないようにしておきたいですね。

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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