令和地建株式会社
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2020年05月11日
本日のコラム

役所の回答パターン

「新型コロナによる一日の死者数が、その日の全体の死者数より多く報告されていた」

という事例が、海外の何処かの国であったそうです。

そこでこのニュース。

【都の感染者 111人分報告漏れ】

東京都が毎日発表している新型コロナウイルスの感染者数について、小池知事は、保健所からの報告に111人の漏れなどがあったと発表しました。
東京都は、区や保健所などから報告を受けて、新型コロナウイルスの感染者数を毎日、発表していますが、小池知事はインターネットのライブ配信で、複数の保健所からの報告に、現時点で111人の漏れと35人の重複があったと発表しました。

なんかもう、何を信じていいのか、信じることに意味があるのかさえ分からなくなってきてますが、要はそういことなんです。

前からこちらでは言ってますが、そもそも無症状感染者が多く、PCR検査でも偽陰性と偽陽性がかなりの確率で出てしまうこのウイルス、はっきりとした数字が出ない以上、出口戦略が見つからないんです

今日、ある役場の地域振興課の方に、一体いつまで自粛なのか、外で遊ぶこともできないのか、「あくまでも自粛の要請」は憲法違反にならないのか、出口戦略は各行政で考えているのか等々を、ズバッと聞いたのですが、役場の方の回答は、

「国が歩調を合わせるように県に指示し、県から市町村にその要請が降りて来てるので、今はその歩調に合わせるしかありません」

と、ズバッと言い返されました。

確かにその通りです…

おっしゃる通りでございます…ん?     …いや、私は、その歩調を合わせる前提となってる根拠を聞いたのです。

さすが役所の方です。回答が上手いですね。

ただ、私は不動産業者で、毎日のように役所に行くので、そのニュアンスには慣れておるんですね〜

役所の方も、一日に何度も同じような質問をされるので、ある程度回答の雛形のようなものがあるんだと思います。

「これを言えば納得する」ような。

不動産調査でもよくあることで、こちら側が質問してる内容の核心をうまく外しつつ、「一応は回答をしている」、こういう着地を見つけるのは、本当に上手いです。

ただ、我々は一般のお客様を抱えてますから、おいそれと納得するわけにもいかないんです。

物件についてはお客様が不安にならないレベルまで、私ども業者としての責任を果たすレベルまで、しっかりと行政側の記録事項と見解を調べて、聞く必要があるんです。

先ほどの件では、不動産の業務外のことでしたので、つい納得してしまいそうになりましたが、その役場の方のお気持ちもよく分かるのです。

行政側が下手なことを言ってしまうと、それをインターネットの掲示板に書かれたり、SNSで拡散されたり、今はそういう時代です。

ちょっとでも私人としての意見を口走ってしまうと、後から訴訟を起こされかねない、そういう時代です。誰もが悪人としてトピックされ、集中砲火を浴びるリスクを孕んでます。

なので、特に役所の方などは、「ある程度決まった文言しか言えなくなってしまってる」のだと思います。

ただ、それも限度がありますので、日本の国民が認められてる知る権利や守られるべき主権とも照らし合わせ、情報開示や見解といったものの範囲をその都度変えていって欲しいものです。

毎回同じパターンの回答ではなく。

 

最後に、

「あなた方は『上から言われたことに歩調を合わせてる』最中でも、その間、民間はきつい思いをしてるんですよ」

と言っておきました。

…性格悪いですかね、ワタシ(˘⌣˘)?

 

 

この記事を書いた人
薙野 秀貴 ナギノ ヒデキ
薙野 秀貴
お釈迦様の有名なエピソードですが、ある日弟子が「良き友を得ることが聖なる道の半ばだと思えるのですが?」と訪ねたのに対し、お釈迦様は「道半ばではない、聖なる道の全てだ」と答えたそうです。ここで言う「良き友」とは、人生上で起こる様々な苦しみや悩みから解放してくれ、同時に学びや喜びを共感してくれ幸せを気づかせてくれる存在です。それは時に上司だったり部下だったり、先生だったり師匠だったり、旦那さんや奥さんであったりするかもしれません。それをお釈迦様は人生で最も尊重しうる「友」としたのですね。 インターネットやSNSの浸透で、より早く、より膨大な量の情報、そして人へのアクセスが可能になりました。 その中から種々選択する毎日に追われ、現代は、情報化社会から選択社会になったかのように感じてしまいます。 令和が始まったそんな時代、我々も不動産という仕事を通じて、皆様にとっての「良き友」に少しでも近づくことができるよう、努力して参りたいと思っております。
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