2021-09-27
宗像市には神社や寺院が多く、さまざまな歴史を知れる地として有名です。
世界文化遺産に指定された沖ノ島があることでご存じの方も多いのではないでしょうか。
訪れれば普段と違う雰囲気をあじわうことができます。
ここでは宗像市にある鎮国寺と日晝山雲乗寺について解説いたします。
国の重要文化財がある宗像市のお寺 鎮国寺
真言宗の開祖である空海が開創したと言われているお寺です。
お寺に伝わる逸話では暴風雨に遭遇した空海が祈ると不動明王が現れ、無事に唐にたどり着けたところから始まります。
日本に帰国した空海は宗像大社にお礼参りに行ったところ、吉兆を表す雲を見て、その場所にあった岩窟を見つけそこで修行を始めます。
修行中にその場所が「鎮護国家を祈る霊地」というお告げを受けた空海が鎮国寺を開創したそうです。
パワースポットとされる不動明王像は国の重要文化財に指定されています。
しかし、普段は秘仏とされているため観ることはできません。
毎年4月28日には御開帳があり、その日だけはそのお姿を排することができます。
奥の院に続く階段には小さな仏像が88体いらっしゃいます。
お遍路の代わりにぜひこの階段を巡拝してみてはいかがでしょうか。
●所在地:福岡県宗像市吉田966
●アクセス方法:西鉄バス宗像大社前から徒歩15分
●駐車場:140台
多くの子どもを教育した宗像市のお寺 日晝山雲乗寺
日晝山雲乗寺の創設者は倉田経則という方で、現在の住職は18代目になるそうです。
日晝山とは日当たりの良い寺という意味になります。
山門の右側には「倉田叡達先生碑」があります。
倉田叡達先生とは13代目の住職の方で、多くの子どもたちに多くの教育をおこなったそうです。
その生徒のなかには、旧私立九州高等女学校(現福岡大学付属若葉高校)の創立者である釜瀬新平先生もいました。
参道の奥の前庭にある「親鸞聖人立像」は推定200年の梅の木が枯れてしまったあとに建立した像です。
現在では枯れてしまった老木から接ぎ木をされて残った一枝がこの像の足元できれいな花を咲かせています。
その梅を見に、多くの人が見学にくるそうです。
●所在地:福岡県宗像市朝町2410
●アクセス方法:鹿児島本線赤間駅から車で10分
●駐車場:あり
まとめ
宗像市はさまざまな歴史を感じられる街です。
沖ノ島が世界遺産に認定されたことで、街にも活気が出てきています。
宗像市にはさまざまな観光地がありますが、パワースポットとして有名な鎮国寺や日晝山雲乗寺にもぜひ訪れてみてください。
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