
不動産の成約までに掛かる期間は平均3か月前後ですが、半年以上経過しても動きが見られない物件もあります。
今回の記事では、成約が長引く原因や、万が一売れ残ってしまった場合の対処法について解説します。
近い将来、不動産を売りに出す予定をされている方は、ぜひ参考になさってください。
不動産の売却が長引く原因5つ
なかなか購入者が決まらず、売却が長引く原因として以下のようなケースがあります。
販売価格が相場よりも高すぎる
部屋の間取り、敷地の広さ、築年数など、物件の価値に対して販売価格が高すぎる場合には、成約に至らないことが多いです。
また、周辺の相場価格よりも売却価格が高い時にも、購入者が決まりづらい可能性があります。
リフォーム済みのために人気が薄い
経年劣化が目立つ中古住宅は、リフォームしたほうが売れるように思われがちですが、一概に「YES」とは断定できません。
なぜならば、リフォームに掛かった費用が販売価格に上乗せされるため新築物件を購入したほうが良いという方も出てきます。
また、中古物件を購入して自分のライフスタイルに合わせてリフォームをおこないたいという需要も多く、注意が必要です。
売却するタイミングがズレている
不動産業界もオンとオフシーズンがあります。
そのため、どんな魅力的な物件であっても売却が長引く原因の一つとして、「土地や建物の需要が高い時期を逃した」ということがあります。
不動産会社の売却力が弱い
買取や賃貸を主力にしている不動産会社の場合には、売却力が弱い傾向にあります。
また、自社で物件を囲い込みしてしまう業者もおり、せっかく他の同業者が購入希望者を紹介してくれても、断ってしまうケースも見られます。
住宅ローンの債務が残っている
ローンが残っている状態でも物件を売りに出せますが、新しい所有者に権利を移転させるためには、抵当権を抹消しておく必要があります。
手持ちの預貯金で残りの負債を完済できないと、成約が長期化する恐れが高いでしょう。
物件の立地条件が悪い
田舎で交通や買い物の便が悪い物件は、成約が長引く可能性が高いと言えます。
不動産の売却が長引く時の対処法とは
売りに出した物件の需要が薄い時には、以下の対処法により改善されるかもしれません。
適正な価格で販売する
仲介業者が掲示する査定額は、物件を総合的に判断して付けられています。
相場にふさわしい適性価格ですから、査定額をベースに設定しましょう。
買取を検討する
一刻も早く現金に換えたい場合には、買取を検討してみると良いでしょう。
通常よりも7割前後に物件の価格が下がってしまいますが、仲介手数料と契約不適合責任が免除されることが魅力です。
不動産会社を別のところに変えてみる
不動産会社を変えることで、売れ残りを防げる可能性があります。
まとめ
なかなか購入者が決まらない物件でも、少し価格を下げたり、売りに出す時期を変えることで成約に結びつくかもしれません。
また、条件が悪く今後も需要が薄いと思われる場合には、買取も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
私たち令和地建は、宗像市を中心とした売買物件を取り扱っております。
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