2021-07-06

不動産売却をするときはインスペクションを実施すべき?費用相場は?

中古住宅などの売却では思わぬ不具合が後々発見されトラブルに発展することも珍しくありません。
今回は不動産売却をご検討中の方に向けて、インスペクションとは何かをテーマに目的や費用相場をお伝えします。

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不動産売却のインスペクションとは?実施は義務?

不動産売却におけるインスペクションとは住宅の調査のことです。
住宅の不具合は外側からはわからないことが多く、雨漏りや構造上の欠陥などを把握するためには専門家による調査が必要です。
もちろん購入希望者は内覧で細かいところまでチェックしますが、目で見て確認できる傷などあくまで表面的な部分しか判断できませんよね。
インスペクションは中古住宅の売却以外にもマイホームのリフォームやリノベーションなどにも利用されています。
現在は不動産の中古市場が活発化していることから、インスペクションの普及を政府が推進しています。
2013年には国土交通省が「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を発表しており、検査項目の統一化も図られています。
現段階ではインスペクションは、不動産売却時に必ず実施すべきと義務づけられているものではありません。
しかしインスペクションの利用に関する説明は義務づけられており、業者の紹介なども推奨されています。

不動産売却時にインスペクションを実施する目的とは?

インスペクションの目的は売却する不動産の状態を正しく把握し、不動産の適正な価値を見極めることです。
インスペクションによって不具合が見つかれば修繕もできますし、買主に告知することで後々のトラブルも防げます。
調査の結果建物の状態が良いことが判明すれば、売却する不動産自体の価値が高いことも証明できますね。
インスペクション済みの物件は購入希望者にとっても魅力的ですので、売却不動産に付加価値をつけることができます。
このようにインスペクションは売主・買主双方にとってメリットがあります。

不動産売却時にインスペクションを実施する費用はどのくらい?

不動産売却の際にインスペクションを実施すると費用はどのくらいかかるのでしょう。
インスペクションの費用相場は5万円から7万円です。
マンションや戸建てなどの物件の種類や面積によって費用の相場は変わります。
インスペクション自体にかかる時間は数時間程度ですが、日程調整などには時間がかかります。
そのためインスペクションを実施するときは、時間に余裕をもって計画することをおすすめします。

まとめ

今回は不動産売却をご検討中の方に向けて、インスペクションとは何かをテーマに目的や費用相場をお伝えしました。
インスペクションには費用はかかりますがメリットも多く、住宅の状態によっては売却価格を高くできる可能性もあります。
不動産売却の際には是非実施を検討してみはいかがでしょうか。
私たち令和地建は、宗像市を中心とした売買物件を取り扱っております。
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