
宗像市にお住まいの方で「所有している土地を近々売却したいな」とお考えの方もいらっしゃると思います。
ところが、一般的に田舎の土地は「都市部の土地に比べて売却しにくい」傾向があり、売却活動に苦労される方が多いのも事実です。
「それでも土地を売りたい!」という場合、どのようなポイントを意識すると良いのでしょうか?
今回はそんな田舎の土地売却について、売れにくい理由と売却に際して押さえるべきポイントを解説します。
田舎の土地が売却しにくい理由とは?
田舎の土地は、なぜ売れにくいのでしょうか?
それには、以下のような理由でニーズ自体が少ないという事実があります。
生活する上での利便性が低く、立地的に不利
生活していく上で必要となる施設が少ない、電気やガスといったインフラ整備が遅れていることが、田舎の場合は多々あります。
宗像市の場合は市街化調整区域が広がったこともあり、特に海に近くなるにつれ、その傾向が強まります。
また、ショッピングモールや複合施設などの大型店舗だけではなく、スーパーやコンビニ、学校、病院、銀行といった、日常的に利用する施設から遠い立地であれば、その不便さのため敬遠されてしまいます。
その地域独特の慣習が敬遠される
田舎にはその土地特有の風習がある、地域内の行事が頻繁、といった地域が多くあります。
そのような雰囲気に慣れている方ならいいのですが、煩わしさから敬遠されることも多いのです。
また、外部から移住してきた方をどの程度受け入れる雰囲気があるかも地域によって差があるため、そこがネックになる場合もあります。
田舎の土地を売却する際のポイントとは?
このように売れにくい理由を挙げると、「それじゃ売却できないのでは?」と感じられるかもしれませんが、すでにあるニーズにそって売却活動をすればうまくいく可能性はあります。
たとえば、豊かな自然環境などを求めて移住を希望している方や、古民家を自由にリノベーションして暮らしたいという希望を持った方に向けて、古家付き土地として売り出す方法があります。
土地の上に建物がある場合には壊して更地にして売るという方法もありますが、解体費用がかかりますし、まずは家付きで売りに出してみるのもひとつの手です。
また宗像市はJRで博多駅や小倉駅まで約40分で移動できる利点を売りにして、都市部に通勤する方向けの静かな環境の居住地としてPRする方法もあります。
まとめ
今回は、「田舎の土地」を売却する際のポイントなどについて解説しました。
決して「すぐに売れます!」とは言えない条件が揃っている土地でも、ニーズは多様。アピールポイントを絞ってPRすれば、相応の買い主と出会える可能性はあります。
令和地建は、宗像市を中心とした売買物件を取り扱っております。
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