2020-12-02

床の張替え

全面リフォームで売り出し予定の宗像市の中古住宅。

床貼りが徐々に終わって来ております。

床をリフォームする際、シロアリ検査などはもちろんですが、痛んでる箇所や傾きなども修正しながらの作業を続けておりますので、結構時間がかかっております。

家1軒建てる方が早いぐらい、手の込んだ作業になっておりますが、こちらの古家、使われてる柱や作りがとても良く、解体するのがもったいないということで今回、リフォームによる再販を予定している次第であります。

屋根瓦も新調し、外壁も現在塗装中。

敷地内も綺麗に整地してあります。

こちら物件、敷地内にもう1軒、家を建築することが可能です。

300坪以上あるので、2軒分の駐車場を考えても十分な広さがありますね!

市街化調整区域ならではの特権!

都市計画区域内は、市街化区域市街化調整区域とそれ以外の区域(非線引き区域)に分かれています。

市街化区域→すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域

市街化調整区域→市街化を抑制すべき区域

非線引き区域→市街化区域と市街化調整区域とに区分されていない都市計画区域

本物件は、この中の「市街化調整区域」となります。

農業従事者など以外は、基本的には建物が建てられないのですが、線引きされる以前から家が建っていた場合は、その土地では再建築することができます。

線引き→一つの都市計画区域を、市街化区域と市街化調整区域とに区分すること

この場所は、昭和49年に線引きされてるので、それ以前から家があったことを証明できれば(登記簿謄本や航空写真などにより)、今、仮に家が無くても建築は可能、というわけです。

本物件は、敷地内に2棟の家が建っていたことが、登記簿上でも残っているため、現在は1棟のみですが、「今後もう1棟、家が建てられる」ということになります。

ということは、逆を言えば、家が建てられるという特権をもった土地、ということになります。

基本的に周りには家が建たない(建てるための条件が厳しい)ので、静かな住環境をお探しの方や、騒音が気になる方などは、あえて市街化調整区域内で中古物件を探す方がいらっしゃるのです。

和洋折衷のリフォーム物件

こちらの洋間も8畳!

洗面室の様子

広い縁側

水平器

まだリフォームは終わってませんが、この秋冬、一押しの物件となりそうな予感がしてます。というのも、もともとこちら、家が2軒と倉庫があったのですが、全部を解体して土地として売り出す予定も、一応はありました。

ただ、家(母屋)の作りがとてもしっかりしており、全部を解体して更地にするのはもったいないということで、母屋だけ残しリフォームすることになったのですが、天井や屋根裏より、床下が思ったより痛んでおり、結局全部引っぺがしてやり直すことになったのです。

床の傾きはジャッキUPを使って補正。

上↑の水平器の画像は今日、縁側部分で測定しそれをスクショしたものですが、0.4度の傾きは誤差の範囲なので、傾きほぼゼロ。完璧なジャッキUPです!

洗面室や浴室はまだ終わってませんでしたが、壁のクロスや外壁の塗装も含め、今月中には終わるのでは!?とのことでした。

売り出しが待ち遠しい、宗像市のリフォーム物件。

昔で言うところの「洋間」の雰囲気もそのまま残しつつ、外観の古家感と和風の内装がうまい具合に融合するような、そんな家になりそうな感じです。

金額の方はまだ未定ですが、決まり次第またお知らせします!

宗像市多禮(売家)

宗像市多禮(売家)

2170万円(成約済)

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