2020-11-04
アメリカ大統領選の開票が始まっております。
どちらが勝っても「不服申し立てをする!」と両者息巻いてるようですが、それなら選挙自体、やる意味あるんでしょうかと言いたくなりますが、いかがでしょうか。
トランプさんは、
雇用を回復し経済を立て直した、コロナ対策もやるだけのことはやっているし、そもそも中国が原因だから、中国に責任を取らせる
のようなことを仰ってまして、一方でバイデンさんは、
コロナ被害が拡大している!それはトランプ大統領の責任だ!経済も疲弊しており、自国第一主義じゃ無理だ!
と仰ってるわけです。
要は、グローバリスト vs ナショナリストの分かりやすい構図ですが、見方を変えれば、
ここ20年やってきたアメリカの政策 vs 行き過ぎたグローバリズムを転換するこれからの政策
とも見て取れます。
トランプさんは、何も「グローバリズムを止める」とは言ってないと思います。
現に、日米FTAをやりたがってましたし、中国やアジアを重要な輸出先として見ているのは、もともと商売人ですので、間違いありません。
ただ、それも行き過ぎると、自国の経済を犠牲にしなければならなくなるので、そこにブレーキをかけようとしているのだと思われます。
そんなところで起きたのが「新型コロナ騒動」だったのですが、まさに青天の霹靂。
それまで好調だったアメリカ経済も急展開で、利下げに踏切らざるを得ない状況にまで陥りました。
今後もまだ見通せない中、トランプさんは中国への依存が強いWHOへの拠出金を拒否。
そして今朝、こんなニュースが。
何やらWHOの規定では、PCRを受けるか受けないかは「症状があるかないか」によるそうです。
確か日本では、「検査数が足りてない!」って声、たくさんありましたよね。
自主隔離してるということは、それなりに自覚症状があるわけで、それでもPCRを受けてないってことは、それって「新型コロナは大したことない」と言ってるようなものではないでしょうかね。
どんな理由があったのかは分かりませんが、大統領選の開票日当日にこのニュースってのが、なんともきな臭い感じです。
そろそろ「新型コロナ」に対する見方も変えていかないと、このままでは人口減も止まらない日本では、経済が立ち行かなくなるのは明らかで、「Go to」や「雇用調整助成金」じゃ、100%無理です。利権ムラが儲かるだけで中小零細に行き届くわけがありません。
その中小零細を淘汰しようとしているのが、竹中ーアトキンソンらによるグローバリストたち。
日本に外資を呼び込み日本の技術と企業を買収、外国人観光客と労働者と移民を入れて、ついでに派遣労働者も増やしてレントシーキングを計る彼らを、なんとなんと、成長戦略会議の民間議員に入れたのが、菅首相です。
歴代最高の総理大臣になるのでは!?と期待がもてます!
日本を売り渡した総理として。
アメリカでは、そういったここ20年で行われてきたグローバリズム的な考え方に逆行しようと、トランプさんが奮闘してます。
もちろんトランプさんの政策が100点満点とは言えませんが、その点においては、この大統領選の行方を見て、日本も立ち位置を考えていかなければならないのではないでしょうか。
何れにしても結果が決まるのにはまだ少々時間がかかりそうですので、見守ってたいと思います。