2020-09-07
西寄りの風が強まってます。
おそらく「9号」が過ぎてすぐだったからか、台風自体の速度もやや上がり、中心気圧も若干上がったため、「非常に強い」から「強い」に変わっております。
とは言え、南〜西方向からの風はまだまだ強く、宗像市内でも午前中は風速20m級の予報になってます。
先ほど、勝手口を少し上げたらドアごと外れそうになったので、皆様も十分お気をつけください。
昨夕
今朝
南側のミニ倉庫も、昨晩はなんとか無事だったようですが、今日一日、このままにしておこうと思います。(若干鎖が外れてますが…)
さて、今日はこちら。
長射程ミサイル、22年取得 離島防衛、「敵基地攻撃」転用も F35搭載・防衛省
離島防衛などで敵の脅威圏外からの対処を可能にする「スタンド・オフ・ミサイル」と位置付ける射程約500キロのミサイルを、防衛省が2022年3月までに取得することが分かった。(後略 時事通信社)
私は個人的に自衛隊筋に人脈はありますが、会って話をする際も、国家防衛に関する微妙な質問はしないようにしてます。何故かというと、
聞かれた方も困るから
です。
それを前提としまして、先日、河野防衛大臣、地上配備型迎撃システム「イージスアショアの配備断念」を発表しました。
理由は、ミサイル発射時に切り離す「ブースター」という推進補助装置の落下について、安全性が担保できない、ということになってましたが、本当の理由は、やはりこちらのようですね。
河野防衛大臣の発表直後、NHKなどの左翼マスコミは、
「ミサイル防衛を放棄して敵基地攻撃の方へシフトすれば戦争に繋がる〜」
と盛んに言ってましたが、逆です。
何も武装してない方が、襲われるに決まってます。
今、日本に求められるのは、自立した武装と、それを運用するために必要な法整備と予算、アメリカに軸足を置きつつも周辺国に媚びない外交バランスだと思います。
それらを経済成長と両輪でやらなければならなかったのですが、第2次安倍政権でも、集団的自衛権行使容認やNSC(国家安全保障会議)、平和安全法制の整備まではこぎつけましたが(それだけでも偉大な功績ですが)、憲法改正や経済成長が犠牲になってしまいました。おそらくバーターだったんでしょう。
F35という戦闘機は、F15の後継機として現在航空自衛隊の各基地にに配備が進められておりますが、ミサイル防衛戦略の一つを断念したので、その「F35」に射程500㎞のミサイルを搭載する、という予想通りの流れになりました。
これは敵艦、敵地を直接狙うことができるという、あくまでも「自衛のための」装備でありまして、
こっちから攻撃できるような装備はするな!戦争になる!
という論調を真っ向から否定する、これまでの日本ではなかなかできなかった装備が、2022年には可能になるわけです。
それでもまだ全体的に予算面で全然足りてないのですが(GDPの0.9%ちょい)、まずは防衛安全保障の意識が高まることと、安倍ートランプ路線を踏襲…という点で、一安心といったところでしょうか。
今回の台風で、身を守る装備をしたかと思いますが、誰かに了解を取りましたでしょうか?
自分でできる、精一杯のことを考え、実行したかと思います。
次期首相に誰が相応しいかとか、イデオロギーめいたことを言うつもりは全くありませんが、迫り来る脅威に対して防衛する意識を持つこと、また、それがこれまでの日本に決定的に足りておらず、諸外国からいいように利用され貶められてきたこと、それらを一括してくれたこの会見、何度見てもスッキリします。