2020-08-04
それにしても、これには驚きましたw
国内初、犬2匹が新型コロナ陽性 感染した飼い主から預かり検査
新型コロナウイルスに感染した飼い主から預かった犬2匹がPCR検査の結果、陽性だったと3日、ペット保険「アニコムホールディングス」が公表した。国内でペットの陽性が確認されるのは初めて。(後略 KYODO)
笑いを取りにいってるのかと思ったのですが、どうもそうではないようです。
これがニュースになるのであれば、もうキリがないですね。
マスコミは記事のネタになるのであればなんでも良く、社会に対する影響や倫理観は後回しになってるので仕方のない部分もあるのでしょうが、幾らなんでも「騒ぎすぎ」にも程があると思います。
色々なご意見がありまして、あくまでも「コラム」における私の意見ではありますが、そのうち「カブトムシにも感染が!お子さん注意!」とでも言うのでしょうか。
そうは言いましても、実際に身近な人や取引先等で感染者が出ると、それ自体が「恐怖プロパガンダ」となって一人歩きするようになってますので、弊社でもご迷惑をお掛けしないよう、毎日清掃の方に来ていただき除菌清掃。対面時にはマスクとアクリル板で対応しております。
ひでおもガラス板の向こうで
書類もボールペンも消しゴムも除菌
そもそもウイルスというのは大きく強毒性と弱毒性に分かれます。
おおよそ2週間ぐらいを目安に少しずつ毒性の違うものに変異しているらしく、毒性が極端に強いものはそのまま宿主を殺して自らも死んでしまいます。
弱毒性のものほど無症状感染となり、感染は拡大していきます。
症状が少しでも出ると、検査を受け、陽性となると体内のウイルスが無くなるまで隔離されます。
これを長い期間続けていると、強毒性のものほどこの世の中から消えていきます。
そうしてヒト社会から無くなったのが、SARSです。
もちろん、どこかの動物にはわずかに残ってるかもしれませんが、ヒトへの感染報告はありません。
ウイルスというのは、それ単体では生きることができないため、宿主が死ねば自分も死にます。
つまり、生き残るためには、毒性がある程度弱い方が良いのです。
進化論的に言えば、時間の経過でウイルスと人は共存するようになっており、こうして数万年も数十万年も両者は生きながらえて来たのです。
それなのに、ここ何年かの「新種のウイルス」が人類の脅威になるでしょうか。
普通に考えればちょっと考えにくいですが、人類には過去にはなかった、別の違った脅威(ウイルス)があります。それは、
テレビウイルス
です。
これは治療薬はもちろん、ワクチンの開発も全く進んでおりません。
感染が広がってることすら気づきにくい、そして感染が進むほど強さを増すという毒性を持っており、人間の脳にも直接影響を与える大変タチの悪いものです。
最近では原因や対策も少しずつ解明されて来ており、一部では症状がほぼ見られなくなっておりますので、そのうち治療薬の開発も進むかもしれません。
ただ、こちらのウイルス、強毒化しても「本人に自覚症状が無い」という特異な特徴を持ってますので、皆様も是非お気をつけください。
というわけで、本日も暑くなりそうですの、熱中症にはくれぐれもご注意を!
テレビウイルスの感染事例はこちら↓