2020-06-30
6月の最終日になってしまいました。
「新型コロナ」でドタバタしてる間にもう半年。
その間、これまで起きたことのないようなことが色々とありましたが、過去にも、湾岸戦争や貿易センタービルでのテロ、東日本大震災など、数年に一度はこういうことが起こってるので、「人生こんなもの」なのかも知れません。
昔は仕事中に缶ビール、仕事後は、車を路駐して居酒屋、帰りは飲酒運転。
仕事場はタバコの煙で真っ白、電車の中で吸えてた時代もありましたよね。
テレビ番組も、昔は平気で他人をぶっ叩いたり、騙して痛い目に遭わせたり、共演者を強烈に野次ったりが当たり前。そこで笑いを取ってた節もあったと思いますが、最近では「コンプライアンス」「放送倫理」などが言われ、とても平和的な、ある意味安心して見れる番組ばかりになりました。
その前に、テレビ番組自体が、公共の電波にタダ乗りして広告収入を得るという、ある種「独禁法」に抵触してるのでは!?と思ってしま側面がありそうな気もするのですが、それだけ公共性の高いものなので、「放送倫理」が強く求められるのも、仕方がないとは思います。
ただ、テレビを設置しただけで受信料を取られる「NHK」というのも、不思議な存在です。
NHKだけ映らない、そんな装置を取り付けたテレビについて「受信料を支払う必要がない」という判決が出ました。
NHKだけ映らないテレビがあります。そんなテレビを買った女性がNHKと受信契約を結ぶ義務があるのかと確認を求めた裁判で、先週にこんな判決が…。
東京地裁:「放送受信契約を締結する義務が存在しないことを確認する」
つまり「受信料の支払い義務はなし」との判決が言い渡されたのです。ちなみにどんなテレビかというと、チューナーにNHKの放送信号のみを弱くするフィルターを取り付けているそうです。東京地裁は判決の理由として、「本件テレビを被告の放送を受信することができる状態に復元することは少なくとも困難であるといえる」として女性の訴えを認めました。(テレ朝NEWS )
これまで連戦連勝のNHK裁判だったのですが、なかなか画期的な判決が地裁で言い渡されました。
この後、控訴するのか見ものではありますが、この受信料問題も、昔から(?)マークの付くことが多い、問題の一つです。
記憶に新しいところでは、数年前、あるテレビを持たない女性が、「受信機能付きのカーナビにも受信料支払いの義務がある」との判決を受けました。
もう無茶苦茶ですねw
時代に合わせて、色々なことが合理的に変わってきましたが、さすがにこの受信料問題は合理性を欠くように思います。
NHKのホームページでは、自らの存在意義を「インターネットが浸透した今だからこそ、公共性と公平性の高い、確かな情報を提供できる放送を」としてますが、誰かれ構わず訪問員が押しかけてきて裁判例を縦にお金を徴収するやり方こそ、時代遅れな気がします。
仕事場のタバコ、飲酒運転と同レベルの、時代錯誤ですね。
高市総務大臣は、「先進諸国における公共放送の受信料制度について資料を用意させて頂きましたが、私としてはこうした点も参考に」とし、「諸外国のやり方を参考にしていく」考えを述べたようですが、また外国ww
この根性、ほんっとに抜けないですね。
何かちゃ「外国を参考に」。どうして自国で解決しようとしないんでしょうね、この国は。
一昔前はよく「グローバルスタンダード」などと言って、隣国を真似てわざわざ大陸文化を踏襲しようみたいな運動がありましたが、私はそれで毎回頭が痛くなります。
それぞれの国の都合ってものがありますから。
良い部分を参考にするのは結構なことですが、ハナから「他国を参考に」と考える風潮そのものが、自立してない国家の典型的な考え方でしょう。
そういう国は、これまで起こったことがないような不測の事態に対して弱いと思います。
NHKの職員の平均年収は1千万超えです。今どき。
どんだけデフレでお金の価値が上がろうが、そこは変わりません。
電通やパソナと官庁の癒着が最近、何かと取り上げられておりますが、そのような既得権益だけは、昔から変わりません。
天下り団体を1つ2つ無くせば、NHK受信料はタダにできるのに。
中抜きやめれば、全員にもっと質の高いマスクを一人四枚は配れたのに。
タックスヘイブンを見直して法人税に累進性を持たせれば、消費税はゼロにできるのに。
それはしません。
むしろ、ショックドクトリンで、何か大きな問題が起こる度に法改正され、国民の負担が増え続けてるように思います。
そのうち、コロナ増税、あるでしょう。
キャッシュレスのポイント還元も今日まで。
そして明日からレジ袋も有料になりますので、スーパーはもちろん、コンビニ行く際は気をつけましょうね。
負担が増えることはあっても、減ることは滅多になさそうですので。