2020-04-23

日銀が追加緩和を決めたそうですが、これは織り込み済みでしょう。

世界的にその方向なので。

ただ、原油安でも、円が買われてドルが売られるドル安傾向は、今は止まってる、そうです。

株価はNYダウに連動した格好であげたようですが、マネーが向かう先は、それでもやはり金へ。

【金小売価格が過去最高値】

地金大手の田中貴金属工業は23日、金を1グラム当たり前日比105円高い6590円で販売し、過去最高値を更新した。(KYODO)

原油の価格は反発したようですが、数日前の先物でマイナスという状況は、誰も予想できなかったでしょう。そういえば一昔前、「原油はあと20年で枯渇する」は、どこに行ったんでしょうね。

また、シロクマが氷の上で「温暖化で海に落っこっちゃう〜」ような演出、あれはかなり笑いましたが。

シロクマ、普通に泳げますからね。10日間、350キロほど泳いだことも記録されてるそうです。

そう言えば、温暖化の議論はどこに行ったのでしょう。

「北極の面積がどんどん減っていく…」とひところ騒いでましたが、今、逆に増えてるそうです。

ちなみに、あのレオナルドディカプリオさんも、プリウスのイメージ強いですが、普段乗ってる車は、超高級車です。もちろんハイブリッド車も、プリウス以外、たくさん所有しています。

マスコミの報道は、脳にイメージとして刷り込まれやすいので、ご注意くださいね。

さて、こちらは「本当に信用できるデータ」かどうかは別としまして、このところテーマにしてました、昨今の不動産市場の動向につきまして、

【3月のレインズ、売買成約 約3.4%減】

不動産流通センターがまとめた全国の4指定流通機構(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)のレインズシステムの活用状況によると、3月の成約報告件数は、前年同月比9.6%減の6万4467件となった。このうち、売り物件は3.4%減の1万8915件、賃貸物件は11.9%減の4万5552件。賃貸は13ヶ月連続で前年同月を下回った。

ここのところの騒動で、不動産市場にどのような影響が起こってるか、2日ほど書かせて頂きましたが、本日、レインズに関する記事が更新されてたので、載せておきます。

あくまでも3月の結果ですので、ご注意ください。

マンションと一戸建てで多少違ってくるので、表にまとめました。

3月のレインズによる成約数実績

マンションというのも、不動産投機用マンションと、通常の居住用では全く別物扱いですので、そこまでは区別できておりませんが、やはり、戸建ては堅調、マンションが弱含み、という感じです。

新規登録件数が増えているのは、売り物件では売主が増えて、賃貸物件では空き部屋が増えた、ということになりますが、人口ピラミッドのこともありますし、早めに手離そうという方も増えてきているようです。

ただ、これはあくまでも3月ですので、緊急事態宣言が出された4月以降、雇用や所得の不安定さが不動産取引にも少なからず影響を及ぼしてくるかと思われます。

【コロナショックで不動産価格は下落。買い時、投資好機の模索が始まる】

(前略)今回の感染症の悪影響はこれから本格化するとの見方が少なくない。
外出自粛や休業要請の事態は、少なくとも向こう数カ月を覚悟しておく必要もありそうで、賃貸住宅の経営にも大きな影響を及ぼすことは必至である。そうした点から国土交通省は、業界団体を通じて入居者の収入減を踏まえて賃料支払い猶予・減免に柔軟に応じる要請を出した。(出典:健美家)

賃貸に関しては、家賃の減額請求が相次いでいるようです。支払猶予とは言っても、免除では無いので、将来の負担が増えるだけ。カードローンみたいなもんですね。

将来の価値は割り引いて感じられるので、先延ばしにしても、精神的負担が一瞬和らぐだけです。

そもそもここ最近は、長いこと人口減が進んでおり、さらにそこに消費増税による景気後退があった中でのこの騒動なので、空室問題や家賃滞納の問題はより深刻になりそうです。

また、貯金を崩しながら生活をされてる方や新たに借り入れを増やした方が多数いらっしゃると思いますが、今後、騒動が収束に向かったとしてもしばらくは収入のほとんどを借金返済や貯金に回すことが考えられますので、V字回復は、ちょっと考えにくいですね。

ただ、記事にもありますが、下落基調であれば、売買に関しては買い時でもありますので、そのあたりの見極めが重要です。

買い手が増える頃にはまた上がりそうな気もしますが。。

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