2020-03-28
アメリカにおけるインフルエンザと新型コロナの比較(現時点)
<インフルエンザ>
感染者 1300万人
死亡者 1.2万人
<新型コロナ>
感染者 8.5万人
死亡者 1300人
桁が2つほど違いますね。あくまでも現時点3月27日ごろの数字ですが、それでもマスクや食料品を買い占める必要があるのでしょうか。
ちなみに日本での1日の死亡者数は約3000人ですが、
新型コロナによる死者数は、平均で1~1.5人/日。
日本におけるインフルエンザによる死者数は昨年で、
1月 54人/日
2月 37人/日
3月 8人/日
報道が先に加熱して、それに煽られてる感が否めないのですが、いかがでしょうか。
さらに交通事故による死者数は、福岡県だけで今年これまでで24人。宗像市で1人。
全国でいうと1日約9人(2019年)
数字では計れない恐怖というものがあるのでしょうか。
株価の方はというと、一時期16000円台まで下がりましたが、現在は19000円台まで回復。円高傾向なのに株が買われるというちょっと不思議な感じがありましたが、日本の株価というのは7割が外国人投資家によるもので、機械で自動的に取引されておりますので、あまりアテにはなりません。
とは言え、コロナによって経済が〜的な論調が強い印象を受けるのですが、経済的なダメージは消費税を3%にあげた時から始まってますね。特に5%への増税(1997年)以降は悲惨なものです。
「いざなぎ越えの景気拡大♫」などの報道がありましたが、実際のGDPの成長率は、1990年代前半と比較してアメリカは約2倍、中国は約20倍、日本は1倍。
「日本の市場需要は成熟しきっていて〜」的な論調をよく見聞きしますが、一人当たりGDPは世界で22位。香港、カナダより下です。
マスコミの報道と実際の数字がかけ離れているものとして他には、1954年から20年間続いた高度経済成長化における「人口爆発!」がありますが、実はこの間の人口増加率って、1.12%。生産年齢人口(働き手の主な年齢層)における同増加率も1.7%ほど。爆発的な伸び率とまでは言えなそうです。ちなみにアフリカのとある国の人口増加率は3%強で、これぐらいだと人口爆発!と言っても良さそうなレベルです。
他にも色々あるのですが、マスコミやネットニュースなどによる印象操作には惑わされないようにしなくてはなりません。一人一人が気をつけていても、全体として間違った方向に進んでしまうこともあります。
東京がロックダウン(首都封鎖)やら「ノー3密」やら報道してますが、前の記事(今話題の映画を観てきました)でも書いた通り、東京のスーパーではすでに食料の買占めが始まってるようです。
東京の友人にも聞きましたが、居酒屋は1日数人、各種イベントは軒並み中止、でも朝の電車は超満員、だそうです。
報道と現実がかけ離れてるときこそ冷静に、数字を眺めて見ると良さそうです。