2020-02-04
令和2年、最新の調査で宗像市の人口は97,075人。近年はずっと増えていたのですが、いよいよ来年から人口減になるようです。
2003年に玄海町が合併したことなどの影響もあるようで、実際のところはもう少し前から減少傾向にあったかもしれません。
そういえば似たようなことは国の賃金統計でもありました(要は給料の安い企業と高い企業を入れ替えて、実質賃金上がりましたー!ってやつです)。
「数字は嘘をつかないが、嘘をつく人は数字を使う」と言いますが、宗像市の人口減に関しては、嘘ではないようです。
こういった調査結果を見ていると、なぜか焦りのようなものを感じてしまうのですが、日本の人口自体、実は戦後ずっと人口過密状態が続いておりまして、国土面積あたりの人口をドイツの基準に直すと、日本の人口は4千万人ぐらいまで減ってしまうそうです。
日本は脊梁山脈が多いので、「実際に人が住める土地」自体が狭いんですね。
ちなみに人口増で有名な「新宮町」も来年以降は減少傾向のようです。
高齢化の割合は!?
もちろん増えます。
2045年ごろには10人に3人が高齢者(満65歳以上)。
こちらは全国平均とほぼ同じ割合だそうです。
ただ、65歳以上の方でも今時のお若い方よりよく動かれる方が多いので、「高齢者」というのも少し違和感があるような気もしますが、あくまでもこれは統計上の線引きということでご理解ください。
ちなみに世界で見ると、日本がダントツの1位。
ただ、今後は韓国に抜かれるようです。
世界の高齢者人口の割合
個人的には高齢化や人口減より、肥大化した行政機関の方が心配ではありますが、そのお話はまた次回以降で。
まずは一人一人ができることを少しずつでもやるしかありません。
宗像市では
・子育て世代及び新婚世代家賃補助制度
・中古住宅購入補助制度
・古屋購入建替え補助制度
・三世代同居・近居住宅支援制度
・定住奨励金
このようなもので積極的な対応をとっております。こちらも次回以降で詳しく解説していきます。