2022-02-13
不動産を売却すると利益が生まれますが、同時にさまざまな費用も必要になるので注意が必要です。
どのような種類の費用が必要なのかを事前に理解しておき、無理のない資金計画を立てましょう。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、売却する際に発生する費用の種類についてご説明いたします。
不動産を売却する際発生する費用の種類とは
不動産を売る際は、次のような諸費用が必要です。
●仲介手数料
●抵当権抹消費用
●土地境界画定測量費
●書類作成費
●各調査・工事費
また次のような税金も発生します。
●印紙税
●譲渡所得税
●住民税
●復興特別所得税
このようにさまざまな種類のお金が必要になるので、必要経費をしっかり把握し、トラブルや後悔を防ぎましょう。
不動産を売却する際に必要になる費用を把握しよう!抵当権抹消費用とは
ローンを組んで住宅を購入すると、万が一支払いが滞ったときに金融機関が担保にした家を競売にかけて返済する権利があり、これを抵当権といいます。
住宅ローンを完済すると金融機関が設定した抵当権はなくなりますが、記録が残っている登記簿からも抵当権を抹消する必要があるので気をつけましょう。
抵当権抹消費用の相場は2,000円から5,000円程度で、具体的には次の費用が必要となります。
●登録免許税:1,000円
●事前調査費:334円から600円
●抵当権抹消確認費:334円から600円
くわえて手続きを司法書士などの専門家に依頼する場合は、1万円から2万円程度の報酬が必要です。
不動産を売却する際に必要になる費用を把握しよう!仲介手数料とは
不動産会社に売却の仲介を依頼した場合、成功報酬として仲介手数料を支払う必要があり、一般的には売買契約時と引き渡し時に半額ずつ支払います。
仲介手数料の上限は、法律で次のように定められています。
仲介手数料=売買価格×3.3%+6万6,000円
たとえば売買価格が3,000万円の場合の仲介手数料の上限は、上記の計算によって105万6,000円と算出できます。
この金額は上限であり、場合によっては半額や無料になるケースもあります。
手数料が無料であってもサービスが良くなければ高く売れず、結果的に満足度が低くなることもあるので、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。
まとめ
今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、売却する際発生する費用の種類についてご説明いたしました。
不動産を売る際はさまざまな諸費用がかかるので、ある程度の支出額を事前に把握しておき、後悔のない売却活動をおこないましょう。
私たち令和地建は、宗像市を中心とした売買物件を取り扱っております。
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