九州地方は梅雨入りということで、宗像市～福津市方面はぐずついた天気が続いております。
この時期、風邪が流行ってるようでして、私も先週末から鼻水とくしゃみと頭痛が酷くて…(*_*)
そういえば２年前のこの時期、扁桃周囲膿瘍という、酷い扁桃炎になりまして、死の淵を彷徨いました。
これはウイルス性ではなく、細菌性の扁桃炎がさらに酷くなったものでありまして、喉から首元のリンパを通って心臓まで達すると死に至る、という大変怖い病気なのです。
初期症状は普通の風邪と同じ、「喉が痛い」から始まるのですが、その後の発熱や体のダルさが尋常ではなく、同じ「扁桃炎」でもウイルス性のものとは異質であることが、自分ではすぐに分かりました。
ただ、罹った病院で当初「ウイルス性」と診断され、通常の「感冒薬」を出されたのが、いわゆる「医療ミス」。その後、喉の炎症が酷くなり、死の淵を彷徨うことになったのですm(__)m
細菌性のものであれば「抗生剤」、酷いようであれば即点滴、です。
このちょっとした「診断の間違い」で、感染した細菌が首元のリンパまで達すると、それ以降止めることが困難になるらしく、実際「死を覚悟してください」と言われました（ ; ; ）
私の場合はすぐに喉を切開し、膿を出して、10日連続で点滴をして、何とか一命を取り留めることができましたd(￣ ￣)
長く生きてると、色んな風邪や病気を経験するので、自分の体の異常については結構詳しくなりますが、これがお子さんだったら、と考えるとゾッとします。
病院の先生の仰ることが全て正しいとも限りません。
あくまでも外部からの診断に過ぎないので、それを間に受けず、ご自身あるいは近くにいる方が正しい知識をもって、状況に応じた正しい対処を施すことが重要です。
今回の風邪はウイルス性とすぐ分かったので、特に薬を飲むこともなく、ひたすら体を温めて、ポカリスウェットを飲んで、寝る、を繰り返しで症状は改善しましたが、病院の待合室と駐車場は結構混雑してましたので、これからの季節、皆様も是非お気をつけください！